今年はエゾシカが少ないです

久しぶりに「エゾシカ」に出会いました。
森の奥に入ると、その姿は見つけることができますが、いつものような様相ではないようです。

雪が少ないことや、狩猟の影響も考えられますが、いつ見ても、数秒「にらめっこ」をした後は、一目散に逃げてしまいます・・・。

何もしないのですが・・・。

写真:雄ジカ 層雲峡 2/9

今日も冷えました・・・

今朝のセンター前の最低気温は-25℃と、今冬の最低気温をまた更新しました。また、上川町では-27.2℃と2月としては観測史上2番目の記録、通年でみても観測史上4番目ととても寒い朝となりました。

「冷凍庫の中にいるよう」ではなく、「冷凍庫よりも寒い」状態です。

しかし、冬の中でも何度もない素晴らしい「快晴」のお天気となり、写真の「ニセイカウシュッペ山」の樹氷も見事な景観でした。

写真:ニセイカウシュッペ山と石狩川(上川町側より) 2/8

やはり残滓(ざんし)がありました

ここ数日天然記念物の「オオワシ」「オジロワシ」が飛来していますが、先日は偶然にもと思っていましたが、あまりにも頻繁に姿を目撃するため、少し近づいてみました。

カラスも飛び交っていませんでしたので、エゾシカの残滓に群がっている様子もありませんでしたが、よく観察してみると・・・

ありました!
しかも、二頭も・・・。

周りには数羽のカラスのみでしたが、この残滓、やや窪んだ雪の奥にあり、よく見ないとわからないほどです。

川向こうのため、近づくことはできませんが、それでもこちらの動きを察知すると、雪の奥からけたたましい数のカラスが出てきました。

オオワシ、オジロワシも合わせて10羽以上。
それはそれは、とても勇壮な光景でした。

写真は3羽の「オオワシ」です。

写真:オオワシ 層雲峡 2/7

何か良いことが・・・

本日早朝、峡谷上に「彩雲」が現れました。
実に濃い色合いでした。

この彩雲、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象で、光が雲に含まれる水滴で回折して生ずる現象です。

彩雲が出るとおめでたい「しるし」の一つ、何か良いことがあると昔から言われていますが、最近は毎日のように彩雲が現れているのですが、何にも良いことがないのですが・・・。

あっ・・・。
森の中を散策中に「イイズナ」に出会いました。
あまりにも「すばしこく」、写真にはおさまりませんでしたが、滅多に見ることが出来ない「イイズナ」、また、昨日は姿こそ見れませんでしたが「クマゲラ」の鳴声がセンター付近で聞かれました。見れたことや聞かれたことはきっと良いことなのでしょう。

*センターだより第54号の表紙がイイズナ
*センターだより第58号の表紙がクマゲラです

写真:彩雲 層雲峡 2/7

寒い一日です

早朝は快晴の層雲峡でしたが、現在はあっという間に吹雪となってしまいました。

気温も低く、早朝センター前の最低気温は-22℃、今冬最低気温の更新となりました。また、上川町でも-25℃とこちらも極寒の日となっています。

樹木も見るからに「しばれた」光景です。
石狩川沿いでは、川霧(水温が気温より高い場合に生ずる蒸気霧)が発生し、体感も相当寒いですが、こちらも見るからに「しばれた」光景です。

写真:しばれた朝の一こま 2/5