ナナカマドの実

新緑の葉から、6月以降のお花、そして真っ赤な紅葉、締めはこれまた真っ赤な実。

一年を通して楽しむことができる「ナナカマド」。
紅葉が終わっても、まだまだたくさんの実を付けていますが、お客様から問い合わせがあるほどに今年のナナカマドの実は随分と鈴なり状態です。

色々と要因はありますが、一つは6~7月のお花の開花時期に天候が良かったこと、また降水量も少なく花粉が落ちなかったため、受粉率が高かったことが考えられます。

今年の6~7月は良い天候が続き、しかも降水量は異常なほど少ないものになっています。(気象庁統計情報)

また、実は熟しきっても腐ることはなく、雪が降っても枝上に残っていますが、これはナナカマドの未熟な実に含まれる「ソルビン酸」という成分が原因とも・・・。

いずれにしても、野鳥たちがこれを目当てにやってきています。キレンジャクやツグミなどは大群で押し寄せ、あっというまに丸裸です・・・。

写真:実なりのよいナナカマド 11/9

連続日で樹氷です

本日は早朝から快晴。
2日連続で峡谷上に樹氷です。

しかし寒い・・・。
今冬一番の冷え込みとなりました。

温泉街も全体的に雪が被ったこともあり、エゾシカ・キタキツネ・イイズナなどの動物の足跡も確認できました。

冬の楽しみの一つでもある、足跡観察。
早くも観賞できました。

写真:層雲峡峡谷 11/9

雪が被りました

峡谷に雪が被りました。
早朝、雨から雪に変わり峡谷上は樹氷となっています。

写真二枚目の「岩」のようなものは、センターからでも目視ができますが「パノラマ台」の上部です。

片道約1時間ほどで登ることができますが、上部からは温泉街と大雪山連峰が一望できる「隠れスポット」です。

軽装では難しいですが、その時期がきましたらまたご案内したいと思います。(上部からの眺望はセンターだより第51号の紅葉マップに掲載があります)

写真:層雲峡峡谷 11/8

レンズ雲発生

昨日午後3時すぎに、上空にレンズ雲が現れました。
その部分のみ円盤のような形で、なにやら不気味な感じさえするぐらいです。

この雲は南よりの風が強く吹く時で、凸凹地形の風下側に発生します。

現れた時は、低気圧や温暖前線が近付いてくる場合が多いようです。

写真:レンズ雲 写真下はニセイカウシュッペ山 11/6

朝寝坊のエゾシカ

日も上がって数時間経過していましたが、写真のエゾシカはまだ寝ていました。

その存在に気が付かず、ばったり気味に出会いましたが、こちらの気配を察知しすぐ起きてしまいました。

寝起き間近の影響か?しばし「ボーッ」としていましたが、すぐさま状況に気づき慌てて森の中に消えていきました。

最近は昼夜問わず、オス鹿のせつない鳴声が峡谷にこだましていますが、この鳴声は・・・第58号のセンターだよりに掲載しましたので、是非ご覧下さい。(今月下旬にアップします)

写真:エゾシカ 11/6