黒岳の紅葉は六合目まで

現在の黒岳の紅葉は六合目までおりてきています。写真は、五合目~七合目間の登山道から。リフト乗車でも十分紅葉を見ることができます。本日、センター前早朝で最低気温2℃・・・。只今は18℃と、ここにきてさらに寒暖の差が出ています。この状況が続くと「峡谷」の紅葉も期待できそうです。尚、一昨日は高原温泉沼めぐりの写真をアップしましたが、この寒暖の差で色付きが増してきているようです。

写真:黒岳七合目周辺 9/23

高原温泉 沼の様子

順調に色が増してきていますが、ここにきて少し停滞気味のようです。写真は「エゾ沼」ですが、沼めぐりの中ではここが一番色付きが良い場所で、約6割~7割程度の進み具合です。滝見沼・緑沼で約3割~4割、式部沼・大学沼で約6割程度の進み具合で、前回情報時からは若干色付きは増していますが、見頃はまだ先となりそうです。

写真:エゾ沼 9/21

朝晩は要注意です

黒岳山頂から雲の平間、一昨日の降雪で山の稜線上は雪が被っていますが、登山道上や草紅葉等の部分はかなり解けてきましたので、雪と紅葉のコントラストはまだまだご覧いただくことができます。但し、数日間気温が多少上がる予報がでましたので、雪は解けることもありそうです。また、朝晩や気温の低い場合はまだまだ滑りやすくなります。特に、石の上や木道、下山時には注意が必要です。

写真:五合目展望台から黒岳 9/19

赤岳山頂周辺の紅葉

赤岳山頂周辺の積雪は、平均で1~3cm程度でうっすらとではありますが山全体を初雪が覆っていました。山頂周辺の紅葉は17日からの強風と低温により、落葉してきたウラジロナナカマドが目立つようになってきました。

写真:赤岳山頂からみた旭岳・北鎮岳方面 9/19

初雪後の第3雪渓と第4雪渓

 第3雪渓の紅葉は見頃となっていますが、部分的に落葉してきたウラジロナナカマドも多くなってきました。降雪は第3雪渓でもありましたが、登山道上に残っていた雪も午前中にはほぼすべてが解けていました。第3雪渓上部から20mほど登ると第4雪渓となりますが、この周辺は一面雪となっており、登山道上の岩の上にも張り付くように雪が残っていました。

写真:赤岳第3雪渓(上)と第4雪渓(下) 9/19