どこまでも続く・・・

広~い、広~い、北海道の大雪原。
本日はお天気もよいことから、さまざまな動物の足跡がどこまでも続いているのが見えます。

この足跡だけを見ていても、色々と想像力をかきたてられますが、この大雪原をスノーシューで散策すると、さらにその楽しさも倍増です。

是非、今冬は「アニマルウォッチング」で外に出かけてみてはいかがでしょう。

写真:エゾユキウサギの足跡 大雪高原旭ヶ丘にて 1/19

殺気が・・・

スノーシューで散策中、何か殺気が・・・。
足を止め、ふと横を見ると上の写真の光景がありました。この寒い中、雪の中で「まどろんで」いるかのようでした。

すぐさま起きだし、森の中に消えて行きましたが、それにしても「フワッフワ」なしっぽでした。

しかし、このしっぽの奥には「肛門腺」があり、これは鼻がまがるほどの臭い・・・。

他にも「キツネ臭」、これはキツネの尿の臭い。
尿以外にも「スミレ腺~尾腺」、その名の通りスミレの花の臭い、そして肉球の間に「臭腺」、これはちょっと甘い臭い、他にもありますが、その姿はとても愛くるしく、さまざまな臭いを持っているキタキツネでした。

写真:キタキツネ 1/18

しばれました・・

現在は-8℃と気温は上がってきましたが、早朝センター前の温度計は-22℃をさしていました。

さすがに情報収集を中止しようと思いましたが、この後はまた雪の連続・・・。

この寒さを逆手にとって、冬の風物詩の撮影に出かけました。

案の定、上の写真は「樹霜」、中間は「フロストフラワー」、下は「冠雪帽子」とこの時期ならではの色々な光景を目にすることができました。

しかし・・・
寒かったです・・・。

写真:樹霜他 1/18

大雪山連峰

悪天が続いたこともありましたが、この景色を見るのも久しぶりです。

上と中間の写真は「大雪高原旭ヶ丘」からのもの、日はあがっていましたが、雲にさえぎられやや暗めですが、やはりここからの連峰の姿は見事です。

場所を変えて、下の写真は上川町「エスポワールの鐘」付近からのものです。

だんだんとお天気も回復し、本日は旭岳の噴煙も見ることができました。(左端が黒岳:噴煙は右端)

写真:大雪山連峰 1/18

久しぶりにオオアカゲラ

「キョッ キョッ」「コンコンコン」、一羽のみではなく数羽のアカゲラがけたたましく鳴いたり、ドラミングをしていました。

じっと観察していましたが、どうやらオス同士のなわばり争いのようです。

内、一羽のみ別の高い木にふわりと移動し、そちらでもけたたましくドラミングの音。

明らかにアカゲラよりは大きな音だったため、近寄ってみると、久しぶりの「オオアカゲラ」でした。

大きさも音も、やはりアカゲラとは比べ物にならない程の勇壮感がありました。

写真:オオアカゲラ雄 1/18