上川公園

上川町にある「上川公園」のサクラが満開を迎えようとしています。

コブシやエゾムラサキツツジはほぼ満開の状態ですが、サクラはあと数日で見ごたえのある光景となりそうです。

ここからは、大雪山連峰も望むことができ、雪の山とサクラ・・・なんとも贅沢な景色です。

写真:上川公園にて 5/10

アオサギ

アオサギが、集団繁殖(コロニー)をしていました。
同場所で飛来が確認されたのが3月下旬。たまたま同じ場所を通りかかると、10羽前後のアオサギが抱卵していました。

飛来した時点では、あまりにも数が多く、近隣の住民の方が見物に寄ってきたほどでした。

その時点では、まさかこの人(車)通りの多いところで繁殖とは思いませんでしたが・・・。

アオサギは、雄が巣材を集め、雌が樹上に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作ります。雌雄交代で抱卵し、約2ヶ月ほどで巣立ちますが・・・。

辺りには、カラスやトビも上空を旋回しており、しかもすぐそばは工事現場・・・。

無事に育ってほしいものです。
しかし、何故このような場所にコロニーを・・・?

写真:アオサギの集団繁殖 5/10

春らしくなってきました

峡谷に「エゾムラサキツツジ」、国道39号線沿いの清川付近には「水芭蕉」。

いよいよ春らしくなってきました。
これに、サクラが加わるとさらに賑やかになってくるでしょう。

写真:峡谷上のエゾムラサキツツジと清川水芭蕉園 5/10

春もみじ

峡谷上に昨年よりも約20日間早く「エゾムラサキツツジ」が咲き、雪景色からようやくちらほらと色の付いた峡谷となってきました。

そのような中、この時期特有の「春もみじ」の光景が日を追うごとに色濃くなってきました。

「カツラ」「ダケカンバ」「シウリザクラ」などが赤や黄緑、緑とまるで紅葉しているかのようです。

この春もみじ、光合成が本格化する時期までは葉緑素が十分ではない為、葉がまだ薄くなっています。このため、若い葉を守るため「アントシアニン」という物質が色を染め、紫外線を遮り若葉を守っているのです。

まだまだ色濃くなっていきますが、この時期が過ぎるといよいよ「新緑」の季節となります。

山はまだまだ雪の中ですが、毎年のことながら、そろそろ登山準備のシーズンです。

写真:峡谷上に映える真っ赤な新葉となったカツラ 層雲峡 5/9

換毛期です

エゾユキウサギが換毛期を迎えています。
写真のウサギは、さながら「覆面」でもしているかのようです。

ようやく写真に納まりましたが、気配を感じると、とんでもない速さで疾走・・・。

本日は、近寄ってくるまでじーっと我慢の連続でした。

写真:エゾユキウサギ 上川町 5/6