雲の平

キバナシャクナゲが群落を形成しつつあります。
また、登山道沿いではチングルマやエゾツガザクラが開花してきています。

まだまだ部分的ですが、この周辺ではまだ残雪もあることから、今後のお天気に期待といったところです。

写真:雲の平周辺 7/4

ウコンウツギがさらに拡がってきました

八合目周辺からウコンウツギの群落がさらに拡がってきました。

まだたくさんの蕾もあるため、この群落はまだまだ続くと思われます。

尚、八合目上部からもさまざまな植物が開花したり、開花しているものは花数を増やしていっています。

写真:九合目周辺のウコンウツギ 7/4

黒岳石室周辺

この周辺では、早くもキバナシャクナゲが残花に近くなり、変わってチングルマやエゾツガザクラ、エゾコザクラが開花してきています。

まだまだ部分的ですが、日に日に花数が増えていっているようです。

写真:黒岳石室周辺 7/4

黒岳残雪状況

前回情報時(6/28)から約一週間経ちましたが、随分と雪どけが進んでいました。

雪のない登山道の歩行距離の方が多くなってきました。

七合目周辺では6ヶ所(標柱をはさんで1・20・7・1・2・3m)、八合目標柱を過ぎて3ヵ所(3・5・10m)となっています。

滑落の心配はありませんが、雪どけとともに踏み抜きや登山道のぬかるみが多くなってきました。

下りはまだまだ油断できませんが、間もなく消雪しそうな気象状況となっています。

尚、上記の雪渓を過ぎると頂上までは消雪しています。(九合目上部も消雪しました)

写真:七合目周辺(上) 八合目標柱過(下) 7/4

北鎮岳分岐下雪渓と赤石川

2014年07月04日 曇 20℃(14:50)

分岐下の雪渓は例年になく「起伏」のない雪渓が約70mとなっていますが、下りは特に慎重に下山されて下さい。

赤石川は、本日現在「蛇カゴ」が見えてきました。
まだ雪の上を歩くことが可能ですが、気温の上昇とともに状況が変化していきますので、装備は万全にお願いします。

写真:北鎮岳分岐下雪渓(上)・赤石川 7/4