ヒグマに注意

大沼付近の木道のすぐ脇でヒグマの足跡を見ました。
冬を前にして食料確保に忙しい時期ですので、ヒトの気配に気づくのが遅れ、バッタリ遭遇をしてしまう確立が夏場よりも高まります。このヒグマは足跡の大きさから、ひかくてき小さな個体と思われます。歳が若くて経験不足であったり、好奇心旺盛でヒトを恐れない個体もおりますので、ヒトの側から存在をアピールして、バッタリ遭遇を避けましょう。
音を出すのは大切ですが、あまりに賑やかな鈴の音や、ラジオを鳴らしっ放しで歩くのは、他の人の迷惑になりますので、止めるようにしてください。

写真:ヒグマの足跡 9/3

大沼は満水状態

急斜面を登り切り、斜度が緩くなったあたりから紅いウラジロナナカマドが目につきます。池塘が点在する湿原に出ると、枯れ色の湿原と青空を映す水面のコントラストが美しく、この時期ならではの光景が広がっています。

写真:沼ノ原登山道樹林帯上部 沼ノ原湿原 9/3

大沼は満水状態

大沼キャンプ指定地は引き続き満水で、テントは張れません。テント泊前提での山行を考えている方はご注意ください。
五色の水場から急斜面を一段上がって振り返ると、所々に紅く色づいたウラジロナナカマドが点在しているようすがよくわかります。

写真:満水の大沼 沼ノ原湿原俯瞰 9/3

赤岳第3雪渓の紅葉

第3雪渓の紅葉は上部から下部にかけて全体的に広がってきましたが、雪解けが遅かった登山道沿いのウラジロナナカマドなどは比較的緑色の葉が多く、かなりのバラつきがありました。

写真:赤岳第3雪渓全景 9/2

赤岳第1花園の紅葉

前回から5日経過しましたが第1花園は、ずいぶんと色づき林道沿いから見上げる景色はもう見頃ではないかと思わせるぐらい深みのある紅葉が広がっていましたが、中間付近まで登ってみると下部ほどは色づいていませんでした。

しかし、色づきは確実に広がっており、例年よりも早くきれいな紅葉になりそうな状況です。

写真:赤岳第1花園中間部のウラジロナナカマド 9/2