本日の層雲峡峡谷

 小降りの雪が舞っている層雲峡、
現在は比較的落ち着いています。

 気温も0℃と日中は暖かくなってきましたが、
朝晩はまだまだ寒い日が続いています。

 野鳥たちの動きも活発になってきており、
写真の通り「樹液つらら」をぺろぺろ・・・。
樹液が滴り落ちていましたが、朝晩の低温で「つらら」になっています。

 樹木は「イタヤカエデ」、カエデシロップですね。
ほんのりと甘いんですよ。

 中々外に出てとは言いずらい現状ですが、
十分に体調管理に気をつけてくださいね。

写真:樹液つららをなめるハシブトガラ 3/4

キタキツネ

 早朝はマイナス12℃あったものの、
現在は0℃と気温が上がってきた層雲峡です。

 この後の気温も日中はかなり高めで推移する予報となっており、
雪どけも少しずつ進んでいきそうです。

 写真は久しぶりに出会った「キタキツネ」。
明らかに餌を求めて寄ってきました。

 威嚇をしても逃げる素振りも見せず、
実に困ったキツネです。

 でも・・・原因は人間なのです・・・。
野生動物への餌やりは厳禁なのです。

 自らが餌を獲れなくなるばかりか、
餌が原因で多くのキツネが病気にかかっています。

*詳細は「センターだより 第60号」に載せています。
是非ご一読下さいませ。

写真:キタキツネ 3/1

バードウオッチング

 本日も晴天な層雲峡です。
気温は現在マイナス8℃、早朝はマイナス20℃まで下がりました。

 この後は、3月の前半までマイナス2桁の後半で推移する予報ですが、
これを過ぎるとマイナス2桁の前半はあるものの、ほぼマイナス10℃まではいかない予報です。

 日中はやや気温が上がり、日によってはプラス気温となることもあり、
野鳥たちも少しずつ活動的になってきたようです。

 毎年お楽しみの「樹液つらら」もできており、
写真のシマエナガも羽根を羽ばたかせながらペロペロとなめています。

 主にイタヤカエデや白樺などの樹液が気温の上昇とともに
滴り落ち、野鳥たちも多くの種類が集まってきていました。

写真:シマエナガ 2/27

本日の層雲峡峡谷

 昨日に引き続き快晴の層雲峡、
但し早朝の最低気温はマイナス15℃と冷え込んでいます。

 先日は気象庁発表で29㎝の降雪・・・。
めまぐるしく変わるお天気に振り回されがちです。

 黒岳スキー場も22日に整備が終了し再開をしております。
七合目の積雪で320㎝、昨年同日よりも多いものになっています。

 この後は晴れの予報が続くようですが、その分気温が
マイナス20℃近くの連続です。日中はプラス気温が多くなってきていますが、
体調管理は万全にということですね。

写真:霧氷 2/26

エゾモモンガ

 昨日からの降雪が気象庁発表で16㎝、昨日は風が強く
吹き溜まりで約70㎝程の雪がありました。

 しかし、積雪深は少なく昨日現在で87㎝、
昨年同日で116㎝でしたので約30㎝少ないものになっています。

 2月も後半、このまま推移するのか平年並みまで降雪があるのか
予報では雪マークがあるのもも、今年にについては微妙なところです。

 写真は「エゾモモンガ」。
2匹で朝から小さな林の中を滑空していました。

 通常3月に繁殖期を迎えますが、全道的に暖かい日が続いていることから、
今年に限っては早めの繁殖期を迎えそうな様相です・・・。

写真:エゾモモンガ 2/18