エゾリス

 朝晩はまだマイナス気温の層雲峡ですが、
日中は二桁気温の日もあり暖かくなってきました。

 写真の「エゾリス」も、ようやく日中にも顔を出し
餌探しに忙しい毎日です。

 夏鳥もそろそろ出始め、福寿草やふきのとう
エゾノリュウキンカ、ミズバショウも顔を覗かせています。

 まだまだ雪が降る日もあるでしょうが、
ようやく春に向かってきたようです。

写真:エゾリス 4/2

センターだよりが発刊されました

センターだよりが発刊されました

 今回の表紙は「樹液つらら」です。
様々な野鳥がほんのり甘い樹液をぺろぺろ・・・。

 他に、霧氷・フロストフラワー・窓霜等々の冬の造形美や、
エゾモモンガ、エゾシカの角などを掲載しています。

 センターホームページのトップ画面上段から
ご覧いただくことができます。

*是非ご一読下さいませ

写真:センターだより96号表紙 3/25

エゾモモンガ

エゾモモンガ

 そろそろエゾモモンガの繁殖期になります。
道内では、比較的暖かい地方では既に繁殖期を迎えたところもあるようですが、
ここ上川地方では、これから繁殖期となりそうです。

 暖かくなったり、10㎝強の雪が積もったりと
日によって寒暖の差も出ていますが、徐々に春に向かっているようです。

 黒岳七合目では本日現在積雪340㎝、昨年同日で320㎝、
一昨年は485㎝ありましたので、2年連続少なめに推移しているようです。

写真:エゾモモンガ 3/22

落ち着いています

 本日はやや風が強いものの快晴の層雲峡、
気温もプラス4℃と落ち着いています。

 この後はまだまだ雪の予報はあるものの、
3月も後半ですのでそろそろ春に向かってほしいところです。

 写真は「クマゲラ」。
一心不乱に樹を突きながら採餌中でした。

 声でその存在を知ることが多いですが、
たまに「カケス」などが声を真似て驚かされることがありますが・・・。

 中々外に出てとは言いづらいですが、
そろそろ暖かくなってきていますので、気分転換に森の中に出かけてみてはいかがでしょうか?

写真:クマゲラ 3/17

お知らせ

*お知らせ

大雪山国立公園連絡協議会

【第2報】白雲岳避難小屋の建替え工事について
http://hokkaido.env.go.jp/pre_2020/post_120.html
先の11月5日に第1報をお知らせしましたが、その後、検討が進み、皆様に第2報の情報を提供できるようになりました。ポイントは下記のとおりで、詳細は上記のリンク先をご参照ください。皆様にも周知に御協力いただければ幸いです。
<ポイント>
○工事期間は6月下旬から10月上旬を想定。
○土日休日及びその前日に白雲岳避難小屋及び野営指定地を宿泊は自粛をお願いします。
○それ以外の日であっても、テント泊のみが可能です。
○野営指定地の利用可能スペースは、1~2人用テントのみ幕営した場合、推定最大50張程度になる想定です。
○仮設の避難小屋(ユニットハウス)が設営されますが、15人程度しか収容できないため、急病人や体調の悪い人の収容、緊急避難時のみ利用できることとします。

詳細は「大雪山国立公園連絡協議会」のホームページをご覧下さい。
「リンク」から見ることができます。

2020.03.12