黒岳石室周辺では、ガレ場に近い方でキバナシャクナゲの群生が見られます。同じところにエゾノツガザクラも咲いており、コラボレーションが素敵です。その反対側ではエゾノツガザクラやコエゾツガザクラ、チングルマなどの群生が見られます。見所、いっぱいです!
写真:黒岳石室周辺 7/10
黒岳石室周辺では、ガレ場に近い方でキバナシャクナゲの群生が見られます。同じところにエゾノツガザクラも咲いており、コラボレーションが素敵です。その反対側ではエゾノツガザクラやコエゾツガザクラ、チングルマなどの群生が見られます。見所、いっぱいです!
写真:黒岳石室周辺 7/10
7/10の赤石川です。昨日の赤石川の水量は少し多めでしたが、蛇篭は露出しており、北海岳側の水深が深めの方も飛び石で支障なく徒渉することができました。
※日々、川の状況は変わります。北海岳方面に行かれる方は徒渉の準備をお願いします。
※北海岳側の対岸の雪はすべてなくなりました。その先の北海沢周辺の登山道にかかる雪もすべて消失しています。
写真:赤石川(石室側からと北海岳側から) 7/10
北鎮岳分岐下の雪渓はかなり小さくなり、概算で70~80mほどになっていました。(登り始めから20~30mほどで雪渓が切れかかっている箇所もありました。)
ルートは傾斜が緩やかになっていたうえに一歩一歩ステップ状に雪切りしてくれていたため、とても登りやすかったです。この日は雪質もシャーベット状で柔らかく、みなさん登山靴のみで歩いていました。ただ、下りや悪天候時は滑りやすくなるため、不安な方は滑り止め対策をなさってください。
※登り始めの箇所がとても滑りやすくなっています。気温が低いとツルツルに凍ります。お気をつけください。
写真:北鎮岳分岐下の雪渓 7/10
黒岳は九合目で咲いている花が増えてきました。見頃なのはチシマヒョウタンボクの花ですが、目立つのは山吹色のチシマノキンバイソウ。大ぶりの花も多く、目をひきます。ウコンウツギも登山道沿いでは少し傷んでいるものが目につきますが、少し上に視線を移すと、斜面にきれいに咲いているものを見ることができます。他には、エゾヒメクワガタが咲き始め、オオカサモチもところどころで大きな存在感を示しています。トカチフウロも花数が増え、見頃です。
そして、黒岳山頂周辺(石室方面)ではエゾツツジが咲き始めました! 蕾のものも多いので、これからどんどん咲くと思います。山頂までの予定という方も、ほんのちょっと足を延ばして、ぜひご覧になってみてください。
写真:黒岳九合目マネキ岩上、黒岳山頂周辺 7/10
層雲峡ビジターセンターでは8月3日、4日、10日、11日、12日に夏季観察会「清流ニセイチャロマップ川で水中散策」を実施します。
毎年実施している冬季観察会では、大函の奥にあるニセイチャロマップ川沿いをスノーシューで歩いて氷柱群を見に行くのですが、今回はそのニセイチャロマップ川に下りて、渓流歩きを楽しむプログラムです。深緑の中、いつもとは違った目線で層雲峡の夏を体感してみませんか?
※野外活動ができる服装でお越しください。
※持ち物:行動食、水、レインウェア(上・下)
※必要な装備(ヘルメット・沢靴)はお貸しします。(靴のサイズは24㎝~27㎝です。)
詳細はビジターセンターへ電話でお問い合わせください。
日程などは以下のとおりです。
日程:8月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)
集合場所:層雲峡ビジターセンター
集合時刻:午前10時
定員:7名
参加費:3000円(装備レンタル・保険料込)
問合せ・申込み:層雲峡ビジターセンター
電話 01658-9-4400(9時〜17時30分)
※前日までに参加者ご本人が直接お申し込みください。電話のみの受付となります。
参加者注意事項
参加対象:日本国内在住で、日本語での意思疎通が可能な、10歳以上の方。未成年者は保護者同伴。
服装:野外活動ができる服装。雨具(レインウェア上・下)をお持ちください。
感染症予防:体調不良の方の参加はご遠慮ください。
※予期せぬ天候悪化などにより、当日催行を中止する場合があります。予めご了承ください。
写真:2023年夏のニセイチャロマップ川