アリスイの後姿

先日、アリスイの正面からの写真を紹介しましたが、今回は後姿です。妖艶な後姿・・・と言いたいところですが、ご覧の通り「ヘビ」に何となく似た模様です。このアリスイは、外敵に対しヘビのように首をクネクネと振る動作したり、「シュルシュル」と奇怪な音を出しながら舌を出し入れして威嚇します。なので、ヘビに似た模様と威嚇行動なのでしょうか???

写真:アリスイ 上川町 5/4

異様なコーラス

低山の茂みを散策中、何やらとてつもない騒がしい声。てっきり、カモの集団か?はたまたムクドリの大群?か・・・。近寄ってもまだどこで鳴いているのかもわからず・・・。上空を何度見上げても鳥の姿は見えない・・・。とその瞬間、地面全体が動いたような目の錯覚、あたり一面、おびただしい数のカエル・・・。このカエル、エゾアカガエルといいます。先日、卵を紹介しましたが、このカエルが主です。メスをめぐるオスの大コーラスだったようです。もはや、ケロケロなどどかわいいものではなく、「ぐわあ~げわあ~ごわあ~ぎわあ~」と地面から湧いてくるような感じです。メスの争奪戦はかなり壮絶な様相で、何匹かのカエルはつぶされてしまうほどです。おんぶカエルを目にすることがありますが、これは争奪戦で見事に勝ち抜いたペアです。(下がメスで上がオスです)それにしても、凄まじい大合唱でした。野鳥と間違えるくらいですから・・・。

写真:エゾアカガエル 上川町 5/4

水芭蕉園

上川町から層雲峡へ向かう途中、清川という場所に「水芭蕉園」があります。(国道沿いです)雨や雪が降ったりと天候が不安定でしたが、現在見頃を迎えています。層雲峡温泉へお越しの際は、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?昨日の雪も道路上は消失しました。但し、峠を利用される方につきましては、朝晩はまだまだ注意が必要です。

写真:水芭蕉園 清川 5/4

トラツグミ

“夏鳥で、主に地上を歩きながら昆虫などを食べています。平地から低山のよく茂った森林で繁殖するため、あまり姿は見かけません。ハトくらいの大きさで、トラのような模様があるためこの名がつきました。鳴き声は皆さん一度は聞いたことがありませんか?「ヒ-ン、ヒョ-」と、か細く口笛のような高い声です。フクロウ類などと並ぶ””夜鳴く鳥””の代表種で、繁殖初期には夜通し声が聞こえます。なかなか不気味な鳴き声です。

写真:トラツグミ 上川町 5/4″

ルリビタキ

夏鳥で、スズメと同じくらいの大きさです。鳴き声は「ヒヒョロリ ヒーヒョロロロリッ」と早口で、少女の笑い声と言う人もいるようです。写真は雄ですが、綺麗なルリ色になるまでは約2年かかるそうです。警戒心が弱く、とても愛くるしい野鳥です。

写真:ルリビタキ 上川町 5/2