育児中です!

アカゲラが嘴に昆虫を挟んでいます。そうです、今は差は少しあるものの、野鳥の育児時期に入っています。しかしこの「アカゲラ」、遠めで見ていると何度も餌を運んでいましたが、少しでも外敵が近づくと「ギャーギャー」と鳴き始めます。外敵は「私」のようですが、巣穴を見つけられたくないため飛び回りながら奇声を上げて、なかなか巣に行こうとはしませんでした。でも、誰が見ても分かりやすい場所に巣を作ってあるため、もう「バレテ」いるのですが・・・。育児中、大変失礼しました。「もう来ません」・・・。頑張って育てて下さい。

写真:アカゲラ 上川町 6/13

シオヤトンボ

平地の湿地やため池に、以前はごく普通に生息していましたが、最近はあまり姿を見かけません・・・写真は雄ですが、白粉が出てくるためこの名が付けられました。この日は、体全体が黄色で小さな黒い斑紋が散在している雌と一緒でした。昆虫の世界でも、春がやってきています。

写真:シオヤトンボ 上川町 6/13

ようやく新緑です

遅れていた層雲峡の新緑も、ここにきてようやく「新緑」と呼べるようになってきました。ゴールデンウィークに「雪」が降ったり、昨年は6月が猛暑で稜線上のお花が一斉に開花したり、秋には例年並と思われた紅葉も、突然の降雪があったりと・・・。北海道・・・といいますか、ここ層雲峡・大雪山麓は季節の変わり目が非常にわかりやすく、動植物にとっても大変に生息のしやすい環境ですが、最近のお天気はなかなか読めません。本日も、終日雨の予報が朝から晴天だったり・・・。昨日、上川町では突然の大雨とともに「雹」が降ったり・・・。でも、ようやく新緑の風景が見えたことで何か「ホッ」という感じです。

写真:新緑の映月峰 層雲峡 6/10

新しい生命の誕生2

層雲峡・紅葉谷の温泉源で、真冬でも「ジィ-ッ・ジィ-ッ」と鳴いている「マダラスズ」。この個体は、今年孵ったものでしょうか5mmほどの大きさでした。鳴き声は、耳を澄ましていないと聞き逃してしまうほどです。虫の世界にも、ようやく春がやってきているようです。

写真:マダラスズ 層雲峡 6/10

新しい生命の誕生1

5月のはじめに層雲峡に到着した「イワツバメ」、集団で営巣する習性があり古い巣を補修して使います。今、盛んに巣の周りを飛び回っていますが、抱卵中の為か出入りする者は少ないようです。雛がかえると、巣から顔を出す可愛い姿が見られることでしょう。

写真:イワツバメの巣 層雲峡 6/10