お知らせ

層雲峡VR 360

すっかり春めいてきました層雲峡からお知らせです。

層雲峡ビジターセンターでは4月1日から「層雲峡VR 360」の運用を開始します。

 まずはプレオープンとして、環境省が管轄するビジターセンターとしては全国初の試みとなる、
非接触型のモニターで、大雪山の360° 映像を疑似体験するシステムの一般公開が始まります。
(VRゴーグルを使用した疑似体験も追って運用開始の予定です)

 具体的には:
大雪山の魅力を7分50秒に凝縮した「Welcome to大雪山国立公園」
大雪山と層雲峡峡谷の上空を鳥になった気分で空中散歩する「VR スカイウォーク」
ガイドの解説を聞きながら大雪山の主要コースを巡る「VR表大雪バーチャルトレッキング」
夏山以外の層雲峡でのアクティビティーを紹介する「体感!層雲峡アクティビティー」
層雲峡峡谷がどのようにできたのかをわかりやすく説明する「層雲峡峡谷の成り立ち」
黒岳エリアを中心とした25地点を360° のパノラマで体感する「山頂パノラマ&絶景コレクション」
など、13のコンテンツをお楽しみいただけます。

 コロナ対策にじゅうぶん配慮した形で運用いたしますので、ご来館の際はぜひ体験してみてください。

写真:層雲峡ビジターセンター内レクチャールーム 4/1

大雪山連峰

 写真は「大雪森のガーデン」からの
大雪山連峰の一部です。

 まだまだ多くの雪が残っているのがわかります。日増しに雪どけも進んでいきますが、
山岳地帯はこれからも降雪がある時期となります。

 平地でも今後の予報では「雪マーク」の日もあり、
徐々に春に向かっていますが、一進一退の状況となりそうです。

 ビジターセンターでは「期のはじまり」が4月1日、
2020年度は本日が最終となります。

 いつも、センターへのご来訪、センターホームページの閲覧や講座へのご参加等々
誠にありがとうございます。

 ホームページにつきましては、昨年度は大台の100万アクセスがありましたが、
本日が最終となる今年度につきましては、新型コロナウィルス感染症等の影響もあり
若干閲覧数が減少しています。さらに、皆さまにご覧いただけるホームページを目指して
来期につきましても日々努力してまいります。

 尚、センター講座につきましては、只今策定中でございます。
毎年ご好評をいただいておりますセンター講座、是非とも期待していただければと思います。

 また、ビジターセンターではご来訪のお客様の館内案内・展示の充実を目指し、
明日より新たな機器も導入されます。詳細につきましては、明日発表させていただきます。

PS
2021年度の夏季黒岳石室の利用詳細が「りんゆう観光」さんから発表されました。
詳細につきましては、センターホームページの下段「リンク」から見ることができますので、
ご確認をお願い致します。

写真:大雪山連峰一部 3/27

雪どけが進んでいます

 日増しに雪どけが進んできました。
この後の日中もプラス二桁気温の予報が多くなってきました。

 まだまだ油断はできない地域ですが、
峡谷上も雪がとけ春の装いに近付いてきました。

 そのような中、雪どけ場から「ふきのとう」が
顔を覗かせていました。

 野鳥も「樹液つらら」が朝晩の低温でまだ出来上がっており
最後の「甘味」を堪能しています。

写真:雪どけ場から顔を~ふきのとう 樹液つららめがけて~コガラ 3/26

センターだよりが発刊されました

センターだより 第102号 3月が発刊されました

 今回の表紙は「雪まくり」。
平地での雪まくりは大変珍しい現象です。

 その他、エゾモモンガ、イイズナ、スノーシューで散策中の出来事、
シュカブラ、樹液等々載せています。

 センターホームページの上段の「センターだより」から
閲覧可能です。

是非ご一読下さいませ。

写真:センターだより表紙 雪まくり 3/25

バードウオッチング

 そろそろ日中の気温が氷点下の日が少なくなってきました。
プラスの前半が多いですが、徐々に暖かくなってきています。

 野鳥たちの動きも活発になってきており、
本日は石狩川沿いを散策すると「ヤマセミに」出会いました。

 実に特徴のある鳴き声で「キャラッ キャラッ」と
甲高い声で鳴きます。

 この日は、川にいる「魚」を狙って何度もダイビングを
していましたが、自らの羽毛をわざとに落とし「擬似餌」として
魚をおびきよせるという説もあります。

 徐々に春に向かってきていますが、
暖かくなってきましたので、フィールドに出て自然観察やバードウオッチングがお勧めです。

写真:ヤマセミ 3/21