センターだよりが発刊されました

センターだより4月(114)号が発刊されました。
今号の表紙は「層雲峡に棲むオスジカ」です。
北海道ではいたる所で見かけるエゾシカ。
層雲峡温泉街にもたくさん生息しています。
角があるのがオスジカ、ないのがメスジカです。
厳しい冬をのり越え、たくましく生きるエゾシカに
会いにいらしてください。

裏面には、「2023年度 層雲峡ビジターセンター 年間行事のご案内」、
「新スタッフ紹介」が載っています。

センターだよりはビジターセンターHPから閲覧することができます。
ぜひ、ご一読ください。

写真:センターだより4月(114号)表紙

銀河・流星の滝

雪解けが進み、層雲峡も土の見えるところが増えてきました。
着々と春の訪れを感じる今日この頃。
滝はどうなっているかしら?と思い、様子を見に行ってきました。

銀河の滝は一部が解けているものの、大部分はまだ厚い氷に覆われており、その氷が青く青く光っていました。
流星の滝は水量も多く、勢いよく流れ落ちていました。

駐車場の路面には雪もなく、観光客の方たちが和やかに写真撮影をしていました。

“雪と氷の層雲峡”はもうすぐ終わりです…。

写真:銀河の滝、流星の滝 3/16

よくぞここまで…

仕事帰り、バスの窓から外を見ていると、驚くほど大量の、キツツキが木に穴を開けた時にできる木くずが見えました。
翌日、その場所に行ってみると木の穴は見事な船堀で、この状態にしたクマゲラに思わず、“よくぞここまで…”と感心してしまいました。
木くずの中に紛れ込んでいた糞をセンターに持ち帰りバラバラにしてみると、ちゃんとムネアカオオアリの足が出てきました。
残念ながらクマゲラの姿は見られませんでしたが、層雲峡周辺を歩いていたらどこかでクマゲラに出会えるかもしれません。

※国道沿いの峡谷内では鹿撃ちのハンターの方達の姿をよく見かけます。層雲峡付近を散策される場合は十分にお気を付けください。

写真:クマゲラの採餌木、クマゲラの糞から出てきたアリの足 3/12

快晴の黒岳‼霧氷がきれいです

昨日の雨が嘘のように快晴の黒岳です‼

ロープウェイ乗車中は木々が真っ白に染まった霧氷を楽しむことができました。
明日からまたずっと気温が高い日が続きそうなので、もしかしたら今シーズン
最後の霧氷かもしれません…。

ロープウェイの車内にはスキーヤー&スノーボーダーの方々がいっぱい。
風もなく、青空の下で描くシュプールは最高でしょうね。

すっかり春の訪れを感じる今日この頃ですが、黒岳はまだまだスキー&スノー
ボードを楽しめます(^^)


写真:ロープウェイ乗車中に見えた霧氷、黒岳五合目 3/9



びっくり!!!エゾシカの痕跡

三月に入り、層雲峡の気温も上がってきました。(2/28の気温は最低気温が0℃、最高気温6℃でした。)
急に春めいてきた層雲峡。裏口の玄関ポーチも凍って固まっていた雪がすっかり解けてしまいました。

今朝、裏口のドアを開けようとすると、「えっ!?何これ!!!」
何と、エゾシカの糞が山盛りになっていました。
(センターの開館以来、初めてのことです。)
これは最近、センターの周りに居ついているオスジカの仕業ではないかと思われます。
写真を見てわかるように、エゾシカの糞が玄関ポーチの玉砂利に紛れてしまっていたため、あやうく踏みそうになってしまいました。
みなさんもエゾシカの糞にはお気を付けください。

写真:裏口にあったエゾシカの糞、センターの建物近くにいるエゾシカ 3/3