ミズバショウ

雪解けとともに「エゾノリュウキンカ」や「ミズバショウ」が顔を出し始めました。先日は「福寿草」をご紹介しましたが、この3点が見え始めるといよいよ「春を感じます」。写真は上川町内のものですが、国道39号線沿い「清川」の「水芭蕉園」も毎年素晴らしい群落を見せてくれます。満開の時期が迫りましたら、またご紹介したいと思います。また、「上川町」の「上川公園のサクラ」もまた見事です。こちらもあわせてご紹介します!

写真:ミズバショウ 上川町 4/20

キセキレイ

以前ご紹介した「セグロセキレイ」「ハクセキレイ」同様に夏鳥ですが、最近はあまり目にしなくなりました・・・?下面が鮮やかな黄色で、セキレイの中でも特に綺麗な鳥です。体の長さは他のセキレイとほぼ同じくらいですが、体重は半分くらいでスズメほどしかないようです。とてもキレイ好き?な鳥のようで、ヒナが出した「糞」を、わざわざ水のある場所に捨てに行くそうです。繁殖期には、オスばかりかメスも「求愛行動」に出るようです。鳴き声は「チチチチ」、つがいで行動することが多いようですが、この日は、民家のアンテナの上に1羽のみでした。

写真:キセキレイ 上川町 4/20

山肌が見えはじめました

先日、4月に入り3度目の降雪があったとアップしましたが、3度目の降雪は(17日)、結局層雲峡温泉一帯で30cm以上の降雪を記録しました。黒岳の七合目でも約20cmの降雪となり、本日現在で355cmとなりました。気温は高く推移してはいるものの、風がありしかも冷たく、解けるには時間がかかると予想していましたが、昨日からの好天で黒岳近辺は山肌が少しずつ見えてきました。ですが、山はまだまだ真冬です・・・。果たして、大雪連峰・大雪山麓の降雪はこれで最後となるのでしょうか・・・?

写真:山肌が少し黒く・・・上川町清川より 4/20

ノビタキ

夏鳥で、町内では農耕地などで普通に見ることができます。スズメよりもやや小さく、胸の赤褐色が目立ちます。地上に降りて昆虫類を食べますが、空中で飛んでいる虫を舞い上がって捕らえる、通称「フライングキャッチ」行動も盛んです。鳴き声は「ヒーチョロリヒー」などど短く金属的な声で鳴きます。

写真:ノビタキ 上川町 4/20

オナガガモ

冬鳥(旅鳥とも言われています)で、頭部が黒褐色、顎と胸が白く背と脇は灰色です。その名の通り尾羽は長くよく目立ちます。他のカモに比べ、首も長いです。鳴き声は「ピュルピュル」と特徴的で、姿がみえなくてもそばにいることがわかります。下半身と長い尾を使って「逆立ち姿勢」で水草などを採食し、初冬には、長い尾を高く持ち上げて「求愛行動」をします。

写真:オナガガモ 上川町 4/20