赤岳コースの雪渓

 赤岳登山コースも雪解けが進んできました。残雪の状況は以下のとおりです。アイゼンを使用する場合は雪上のみでお願いします。登山道上でアイゼンを使用すると登山道が傷み、土壌流出の引き金になりかねませんので、ご注意願います。


 登山道の残雪状況
第一花園:手前沢筋80m 看板先50m+80m 見晴台下50m
第二花園:ほぼ全面雪
第三雪渓:中間部から下部にかけて80mほど露出している以外は雪
第四雪渓:最上部で三分の一ほど登山道が出ている以外は雪

写真 第一花園上部 第三雪渓 7月2日

見頃期へ

 赤岳山頂から小泉平にかけての稜線では、イワウメやホソバウルップソウが見頃を迎えています。とくにイワウメは、数年ぶりの当たり年のようであちこちで群落をつくって咲いています。ホソバウルップソウも上部まで咲き揃っているものもあり、きれいな状態です。チョウノスケソウは咲き始めの株が多いので、見頃は今週後半から来週にかけてと予想されます。


写真 イワウメ群落 ホソバウルップソウ(小泉平) 7月2日

赤石川方面

赤石川の渡渉点は、まだ雪が多く残っているため、スノーブリッジの上を歩いて渡ることができました。ただ、真ん中の部分がだいぶ薄くなっていて、スノーブリッジを渡っていた人はその部分を歩くのを避けて、ジャンプして通っていました。明日(27日)も晴れの予報で、気温は今日より高くなるようです。そして、28日からずっと傘マークが出てきてぐずついたお天気が続くようです。明日の高温と雨で、スノーブリッジは落ちてなくなってしまう可能性もあります。赤石川方面に行かれる際は渡渉の準備もお願いいたします。

写真:赤石川渡渉点 6/26

北鎮岳分岐下雪渓

北鎮岳分岐下は全面雪です。ルートはマーカーが引かれているため、迷うことはないと思います。今日の雪の状態はシャーベット状で柔らかく、踏み跡も残っていたので登りやすかったですが、登り始めの部分が結構急なため、特に下りでは滑りやすくなり注意が必要です。アイゼンとストックの携行をお勧めします。

写真:北鎮岳分岐下 6/26







黒岳北東斜面

本日、晴天の中、黒岳に登ってきました。朝6時半で七合目の気温は16℃。太陽の光を浴びながら歩いていると暑く感じるほどで、汗だくになりながら登ってきました。
天気はすっかり初夏ですが、黒岳の登山道にはまだまだ多くの雪が残っています。ただ、気温が高く朝一番に登ってもシャーベット状の雪のため、雪上歩行に慣れている方であればアイゼンは無くても大丈夫な感じです。しかし、心配であればアイゼンを持参いただくと間違いないと思います。実際、七合目標柱上にあった60mほどの雪渓のところで、持っていた軽アイゼンを装着して登っていた方がいました。登山靴のみの方はストックをつきながら、一歩一歩慎重に登っていました。(そこで諦めて戻ってきた、という方もいました。)
9合目標柱から上は25mほどの雪渓とマネキ岩周辺に70mほどの雪渓がありますが、雪切りしてあるため歩きやすかったです。九合目はこの2ヶ所以外雪渓はありませんでした。昼過ぎになると雪がさらにシャバシャバになって滑りやすくなり、踏み抜きも多く見られました。スニーカーで登ろうとしていた外国の方がいましたが、危険です。ぜひ、登山靴を履いて黒岳を楽しんでください。

〔6/26朝の時点での残雪状況】
・七合目標柱下:約30m.
・七合目標柱上:約30m. 約60m. 約40m(滑り止めの砂あり).約35m
・八合目標柱上:約40m.約60m.約100m.
・九合目標柱上:約25m.
・マネキ岩周辺:約70m.

写真:七合目標柱上の斜面、九合目標柱上の斜面 6/26