雲井ヶ原湿原

愛山渓・雲井ヶ原湿原に行ってきました。登山道入口から約1k(0.7km)、時間にして約20分程で湿原に到着です。途中「ウコンウツギ」「ヤシオツツジ」「ミズバショウ」などなどが咲いており、これらを観賞しながらあっという間に湿原入り口です。湿原の周りには「ワタスゲ」「ハクサンチドリ」「ショウジョウバカマ」「チングルマ」などの小群落があり、中々見ごたえがあります。特に「ショウジョウバカマ」は山地のものは紫色ですが、ここ湿原では「ピンク色」に染まり湿原によく映える光景です。終点には「ベンチ」も設置されており、ここから大雪山系の北端の三山「愛別岳」「比布岳」「永山岳」の2000M級の山々を一望できます。(安足間岳も見えます)これからは「ワタスゲ」や「タチギボウシ」が群落となり、さらに見ごたえのある風景となっていきます。

写真:湿原終点から 左端:愛別岳 6/27

大雪山山開き

昨日は、表大雪山を中心とした山開きが行われました。各コースの登山道沿いでは目印や雪切りなどの作業が行われ、どのコースも随分と歩きやすくなっていました。しかし、各コースには依然多くの雪渓が残っていることから、一般登山にはまだ早く、本格的な登山は例年通り7月の第2週頃からが良いと思われます。【開花状況】コマクサ平:イワウメ○、キバナシャクナゲ下、ミネズオウ↓、メアカンキンバイ↑/第4雪渓:ミネズオウ○、イワウメ○、ミヤマキンバイ○/赤岳山頂:イワウメ↑、ミヤマキンバイ○、ホソバウルップソウ蕾【雪渓状況】第1花園:全面雪渓だが雪切りされている。第2雪渓・第3雪渓:全面雪渓で雪切りされていない。第4雪渓:上部で雪切りされ一部解けてきているが、ほぼ全面雪渓。

写真:赤岳山頂のミヤマキンバイ 6/27

浮島湿原

浮島湿原の様子を見に行ってきました。写真ではわかりづらいですが、沼の周りには「チングルマ」や花冠がスズランに似て壷型のとてもかわいらしい「ヒメシャクナゲ」、「ミツバオウレン」などが辺り一面に咲いていました。このコースは、駐車場から湿原入り口まで、チップの敷かれた歩きやすい林道を30分程度進んだあと、一気に視界が開け湿原へと入っていきます。湿原内はゆっくり歩いて、一周約1時間のコース。木道が整備されており、ハイキング気分で散策ができる気軽な湿原です。これからは、エゾカンゾウやエゾイソツツジ、タチギボウシ、トキソウ、ヒツジグサなどなどが咲いてきます。特に、タチギボウシの群落は見事な光景です。四季折々に色々な植物が開花し、おすすめのコースです。

写真:浮島湿原 6/25

癒されますゥ

黒岳七合目にシマリスが出てきました。登山のあとに目にすると、疲れも忘れ癒されます。昨年と違い、6月中旬から下旬にかけては気温の低い日が多く、本日も黒岳五合目では早朝9℃でした。写真のシマリスも、冬眠から目覚めはしたものの、やはりまだ寒いでしょう・・・。その数もまだ数匹程度です・・・。何か体が震えているようにも見えました。

写真:シマリス 黒岳七合目 6/23

ようやくお花が・・・

ようやく頂上付近からポン黒岳にもお花がちらほらと・・・。まだまだ蕾の所が多いですが、場所によっては綺麗に咲いてきた花もあります。まだ、まばらな状態ですが「イワウメ」「ミヤマキンバイ」「ウラシマツツジ」などが間もなく一斉に咲く日も近そうです。

写真:ミネズオウ(後方は白雲岳) ポン黒 6/23