続報:紅葉谷の紅葉

層雲峡・紅葉谷周辺の紅葉が見頃を迎えています。雪の影響もあり心配されましたが、6日の情報よりさらに色が増しています。代表的な樹木は「ハウチワカエデ」の赤、「イタヤカエデ」の黄などですが、色づく葉は大まかに3色に分けられます。赤や橙に色づく葉を「紅葉」、黄色くなる葉を「黄葉」(おうよう)と呼びますが、どちらも本来は「こうよう」と呼びます。また、同じ種類の木であっても赤くなったり、黄色くなったり、気象条件や遺伝的要因が関係していることが多く、色の変化も様々です。是非、このようなことも念頭に入れながらの紅葉見物はいかがですか?

写真:紅葉谷 10/8

層雲峡・紅葉谷の紅葉

この周辺も雪が降りましたが、その影響は最小限だったようです。こちらも、日を追うごとに色が増しています。ここから散策道に入りますが、この周辺の紅葉見物でも十分に見ごたえがあります。お時間に余裕のある方は、この先片道1.2Kで約30分の散策はいかがでしょうか?最終地点には「紅葉滝」もあり勇壮ですよ。*黒岳登山について先日の降雪により、登山道は全て雪に覆われています。特に、九合目から先はかなりの降雪状態です。装備は完全な冬山が必要です。また、銀泉台は現在通行止(台風影響)、高原沼めぐりは5日にて終了となっています。(林道は11日閉鎖予定)

写真:紅葉谷 10/6

層雲峡峡谷の紅葉

10月に入り、3日連続での降雪となった層雲峡ですが、特に2日夜半から3日にかけては温泉街一帯も雪景色となりました。色が付き始めていた矢先に降雪があったため、その後の紅葉にどのような影響が出るか、大変に心配なところでしたが・・・。さすがに色の付いていた峡谷上部は、やや茶色が混じった感がありますが、他は日に日に色が増してきているようです。紅葉復活!と言いたいところですが、この後はまた雨の予報となっています・・・。(雪に変わらなければよいのですが)今年の紅葉は、お天気に大部分左右される年となりそうです。

写真:層雲峡峡谷 10/5

熊もびっくり!

10月1日~3日にかけて、大雪一帯や層雲峡近辺でも降雪がありました。あまりの雪の早さに驚いて、冬眠前の旺盛な食欲を満たすべく歩き回っていたのかは定かではありませんが、さぞヒグマも驚いたことでしょう。ヒグマが雪ごもりに入る時季は、早いものでは11月下旬頃から、冬至を迎える12月下旬頃までには、ほとんどのヒグマが冬ごもりに入ります。(ここ数年の不安定な天候の影響で、2月にその姿を目撃した例もありますが・・・)これからは、「キノコ採り」等々のシーズンです。散策の際は、鳴り物をお持ちください。

写真:ヒグマの足跡 10/3

層雲峡初雪

本日早朝、層雲峡に初雪が降りました。峡谷の上部は、昨日夜半からのものも含めて雪が被りました。すぐさま強い雨が降り続けたため、この雪は全て消えてしまいましたが、夕方から明日早朝にかけて雪の予報となっています。本日現在、層雲峡近辺は雪の影響はさほど受けませんでしたので、紅葉は今後さらに色づいてくると思われますが、今晩からの天候が心配なところです。尚、昨年の温泉街の初雪は18日でしたので、半月も早い降雪となりました。また、大雪山一帯も雪に覆われました。登山を予定されている方につきましては、冬山装備が必要なことと、登山道は雪が被り滑りやすくなっています。装備を万全に安全な山行を御願いします。

写真:峡谷上部に雪が被る 10/2