朝靄の中・・・

 まだ日も上がらない朝靄の中「エゾユキウサギ」が散歩をしていました。活動は主に夜ですが、散歩の帰り道だったのでしょうか?写真ではわかりづらいですが、季節の変わり目のため「まだら模様」になっています。冬毛は白ですが、完全な夏毛(灰褐色)への切り替わりは6月下旬頃です。体長は約60cmで、耳長が約10cm、体重は約3kgです。靄がかかっていたことと、距離が離れていたため、デジカメでは「これが限界」でした・・・。

写真:エゾユキウサギ 上川町 4/30

色々と咲き出しています

 福寿草、エゾエンゴサク、エゾノリュウキンカ、ヒメイチゲなどに続いて、「エゾムラサキツツジ」「エンレイソウ」「コブシ」なども咲き出しました。賑やかな風景になるまでは、もう少し時間がかかりそうです。あとは、さくらの開花が楽しみです。上川町にある「上川公園」のサクラは中々見ごたえがありますよ。大雪山連峰をバックにサクラ、山の雪と相まって幻想的な風景です。

写真:エンレイソウ、エゾムラサキツツジ、ヒメイチゲ 上川公園 4/30

エゾノリュウキンカ

 見頃となってきました。昨年の見頃時期は22日付近でしたので、約7日遅れとなりました。ミズバショウも顔を出し始めましたので、いよいよ春へ突入のようです。

写真:エゾノリュウキンカ 上川町 4/29

たくさんの卵を産みました

散策中に、何やらおびただしい「鳴き声」が・・・。カエルの大合唱ですが、以前はよく騙されていました。鳥の鳴き声のような・・・。何かの大群か・・・。いやいや、案の定カエルの声でした。たくさん産んだのはよいのですが、明らかに「水溜り」に産んでしまいました・・・。無事に孵るとよいのですが・・・。

写真:エゾアカガエルの卵 層雲峡 4/28

活動が始まりました!

「ヒグマ」の活動が始まっています。山に入られる方は十分に注意されて下さい。この日は、合計で4ヶ所の「熊糞」がありました。雪が融けていることもあり、この時期、足跡での確認はできなくなっています。今年は、エゾシカの死骸(自然死と思われます)が特に目につきます。この時期は、ヒグマも食べるものがなく、この死骸を目当てに山から下りてくる場合も考えられます。死骸をみつけた場合は、すぐさまその場から離れてください。糞をよく観察してみると、木の実を食べた糞・クルミを食べた糞などさまざまでした。いずれにしても、鳴り物は必要な時期となってきました。

写真:熊糞 層雲峡 4/28