豪快な食べっぷりです

今に始まったことではないのですが・・・。写真は「エゾシカ」が樹皮を食い荒らした跡です。この「林業被害」、森の中に入ると年々増加してきていると感じます。その光景を見ると、何やら異様な感じさえ受けます。樹皮が幹の一周を剥がされてしまうと、その木は残念ながら枯れてしまいます・・・。見たところ、そう太くない木を狙っているようで、やはり若い木は樹皮が軟らかいということなのでしょう。何とも困ったことですが、しかし写真のような食べ方を見ると、木も「たまったものではない」と声が聞こえてきそうです。夏は我が家の大事に育てた「枝豆」も被害に遭いました。今年は何か対策を立てねば・・・。

写真:エゾシカの食害 2/22

ふたたび登場

またまた「エゾリス」の登場です。すぐ横で「オオアカゲラ」が枝を突付いていましたが、このかわいさに負けてエゾリスの写真を優先しました。胸に手を丸めて置いている仕草や、折れた木の上に落ちないように足を絡ませている仕草、どれをとってもその光景はかわいいものです。本日は、時折まったく視界のきかない「猛吹雪」。それでも元気に走り回って餌を探し続けていました。

写真:エゾリス 2/22

においのお話

久しぶりに「キタキツネ」登場です。足跡は頻繁に見ていましたが、姿を見るのは久しぶりです。今回は、そんなキツネの臭いについて・・・。いわゆるキツネ臭は、キツネの尿の臭い。尿以外にも「スミレ腺」(尾腺)からの臭いがあります。(その名の通りスミレの花のような臭いがするそうです)他にも、肉球の間に臭腺。(ちょっと甘い臭い)おしりの穴の両サイドにある肛門腺。(これは鼻がまがるくらいの臭さ・・・。犬にもあります。)また、上あごや下あごにもあります。尿や花、甘いものや臭いものまで色々な臭いを持っている「キタキツネ」でした。

写真:キタキツネ 2/21

樹氷が綺麗でした

おはようございます。皆さんいかがお過ごしでしょうか?風邪などひいていませんか?人のことを心配する前に、自分のことを心配したほうが・・・。そうです、只今センター内では風邪が流行っております。皆さんも気をつけてくださいね。そんなこんなで、更新も滞ってしまいましたが、本日は久しぶりに綺麗な樹氷が見られました。峡谷全体が囲まれた感じです。何とも神秘的な朝でした。

写真:樹氷に覆われた層雲峡峡谷 2/21

活動も鈍っています

久しぶりに「エゾリス」に出会いました。さすがに寒さも厳しい2月、早朝のわずかな時間に餌を食べ、またすぐさま巣の中へ戻ってしまいます。エゾリスも寒さをしのぐため、真冬は熱を奪われないよう、ご飯の時間以外は巣の中でじっとしています。雪が降る前に蓄えたクルミなどを、地面から掘り出して食べていました。エゾリスの巣もさまざまな形や場所で造っていますが、このエゾリスの巣は、枝などで樹の又に「球状」に造られていました。入口は数センチと小さく、風や雪を防ぐ造りになっているようです。しかし、間もなく「恋の季節」がやってきます。たくさん食べて休んで、来る時期には精一杯頑張って「婚活」をすることでしょう。

写真:エゾリス 2/14