快晴です

久しぶりに穏やかで快晴の層雲峡です。こんな穏やかな日は、いつ以来か忘れてしまっています。気温もプラスに転じ、路面はシャーベット状態。夕方の冷え込みでまた「ツルツル路面」が心配です。層雲峡峡谷も日差しを受けて、幾分白いものが少なく感じます。

写真:層雲峡峡谷 映月峰・残月峰 3/27

大雪山連峰も雪が多いです

上川町からみた「大雪山連峰」の一部です。まだまだ相当量の雪があることがわかります。昨年同時期と比較してみると、昨年は山肌が現れてきていましたが、今年は真っ白です。黒岳七合目も現在は440cmの積雪。昨年同時期で360cm、+80cmという雪の多さです。七合目のみでみてみると、ここ10年の内では一番多い年ともなっています。予報では4月もまだまだ「荒れる」日があるとか・・・。この雪の多さ、登山道の残雪状況や、お花・紅葉にどう影響してくるか心配なところです。

写真:大雪山連峰 3/25

氷の芸術2

先日ご紹介した「飛沫氷柱」。写真のようなものもありました。気温も上がってきて少々解け気味ですが、そのような条件があって出来上がったものと思われます。徐々に雪解けも進み、そろそろ石狩川も縦横無尽に渡ることも難しくなってきました。それもそのはず、もうすぐ4月・・・。なのに、除雪機や除雪道具はまだフル回転・・・。ちなみに、昨日までの層雲峡の積雪深は153cm。平年比で150%と何とも雪の多い年です。

写真:飛沫氷柱 3/24

自然の造形美

何とも迫力のある氷柱群です。が・・・普段は「チョロチョロ」と「か細く」流れる沢水なのです。何度も何度も解氷と凍結を繰り返すうちに出来上がった、自然界の神秘といったところでしょうか。思わず唸ってしまいました。

写真:沢水の氷柱 3/23

氷の芸術

早朝は-15℃ありましたが、ぐんぐんと気温が上がり現在は+2℃、とてもあたたかい層雲峡です。石狩川沿いを歩いてみましたが、水しぶきの造形が見られましたので一部ご紹介します。一枚目は「飛沫(しぶき)氷柱」。岩肌や雪の淵にぶつかった水しぶきが、重力に従い成長したツララです。二枚目は「飛沫氷」。枝に水しぶきが付着して凍りついたもので、正式には「飛沫着氷」。三枚目はお馴染みの「ツララ」です。これは「トンネル」の上部からのものですが、しかし随分と成長したツララでした。詳細な区分はあるようですが、どれも水がつくった氷の作品です。

写真:水のしぶき 3/22