珍しい赤色型

写真は「ツツドリ」。ツツドリと聞いてピンとこない方もおられると思いますが、要は「カッコウ」の仲間です。ハトと同じくらいの大きさで、鳴き声も「ポポッ ポポッ」とハトによく似ています。鳴き声は良く耳にしますが、姿を見るのは中々難しい鳥です。しかも、この鳥は普通型(普通型はハトに似た色あいです)と赤色型があり、写真は雌ですが、稀にこの赤色型がいるようです。しかし今年は珍しい野鳥をよく目にする年となっています。

写真:ツツドリ雌 赤色型 5/28

大雪高原旭ヶ丘

上川町の新名所「大雪高原旭ヶ丘」からの大雪山連峰の様子です。全体的にはまだまだたくさんの残雪があることがわかります。しかし、このロケーションは見事です。北海道も広いですが、このような山岳風景を間近で見ることができるポイントはきっとここだけでしょう。是非多くの方に体感していただきたいです。

写真:大雪山連峰(左端:黒岳) 5/26

今年はどうなるでしょう・・・

写真は層雲峡園地からの黒岳です。上段は昨日5/25のもの、下段は昨年5/31のもの。5/31まではまだ一週間ありますが、果たして昨年のような残雪の状態になるでしょうか?気温は現在センター前温度計で+16℃、快晴ということもあり、午後からもまだ気温は上がるものと思われます。また、6月に入り気温が25℃前後の日が続く予報がでました。昨年同様に一気に融けてくれるといいのですが・・・。

写真:黒岳 上段5/25 下段昨年5/31

峡谷にエゾムラサキツツジが咲きました

層雲峡峡谷に「エゾムラサキツツジ」が咲きました。また、カツラやダケカンバなどの新葉も徐々に赤や黄色などに色がつき、春紅葉と呼ばれる光景となってきました。気温もぐんぐんと上昇し、とうとう桜も開花しましたが、昨年は5/15、10日遅れでの開花となりました。いよいよ春本番?でしょうか・・・。

写真:層雲峡峡谷 5/25

抱卵しています

「ヤマゲラ」が夫婦仲良く抱卵しているようです。写真は、雄のヤマゲラですが、この後に雌がやってきて交代で抱卵しています。繁殖形態は卵生で、春先に5~6個の卵を産みます。抱卵期は約半月。雛は生後約1ヶ月ほどで巣立ちます。巣穴を掘っているところから確認していましたが、今月下旬には雛が産まれてくると思われます。抱卵から給餌に移りますが、雌雄仲良く子育ての姿がもう少しで見られそうです。しかし、あまり近づくと育児を放棄しかねません。でも、この場所、人の通り道・・・。無事に雛がかえると良いのですが・・・。

写真:ヤマゲラ抱卵期 5/25