仔ジカ

最近、ほぼ毎日、センター裏に「仔ジカ」が散歩の途中に寄ってくれます。勿論お母さんと一緒ですが、時折、道路沿いまで出てきて、格好の写真撮影スポットになっています。そんな様子も気にすることなく、無心に草を食べていました。

写真:仔ジカ 8/25

大雪山麓のトリカブト

「ダイセツトリカブト」と酷似していますが、大雪山のやや湿った高山に咲くダイセツとは違い、主に大雪山の山麓部の林内で普通に見られます。写真は「エゾトリカブト」。葉が3つに完全に裂けていますが、ダイセツは5つに深く裂けているのが大きな特徴です。また、エゾの方がやや薄い紫でもあります。ダイセツよりは遅くに開花するのも特徴ですが、エゾトリカブトを含む「キンポウゲ科」には有毒植物が多くあり、中でもトリカブトは別格。かなり強い毒性を持っていますが、こんなにも綺麗なお花なのですが・・・。

写真:エゾトリカブト センター周辺にて 8/25

大雪高原 旭ヶ丘

上川町の新名所「大雪 森のガーデン」周辺では、写真のヒマワリが綺麗に咲いていました。大雪山連峰をバックにと思い撮影に出かけましたが、あいにくの雨と雷・・・。残念ながらヒマワリのみの写真となりました。また、ガーデンのお花たちも賑やかになってきていますので足を運んでみてください。ここからの「大雪山連峰」は見事な眺望で、自然を満喫したい方にはもってこいの場所です。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?

写真:大雪高原 旭ヶ丘にて 8/24

赤岳・第2花園

銀泉台・赤岳コース上の雪渓は随分と解け、雪が多かった場所からも高山植物が咲いてきました。しかし、今年の雪田地(雪が多く遅くまで残る場所)の高山植物はまばらにポツポツと咲いている程度で、いつもの年と比べても花数はあまり多くないように感じました。赤岳・開花状況チングルマ、ジムカデ、エゾコザクラ、アオノツガザクラ、ヨツバシオガマ、ウサギギク、ミヤマリンドウ、ウメバチソウ、コガネギク、エゾヒメクワガタ

写真:第2花園 8/22

赤岳・第3雪渓

第3雪渓は、例年にないほど多くの雪渓があり、登山道上には120mほどの雪渓が今も残っています。前回の14日よりも雪解けは進みましたが、解けた分だけ雪渓表面が硬くなり、下山時はかなり危険な状態となっています。

写真:第3雪渓 8/22