逃げるエゾシカ

石狩川沿いにオスジカがいました。
が、こちらの姿を見ると一目散に逃げて行ってしまいました。

元々野生動物なので、人間の姿を見ると逃げますが、エゾシカの場合は太古から狩猟の対象になっていますので当然と言えば当然なのですが・・・。

また、人間以外の天敵と言えば「雪」です。
あの「か細い」足では、深雪を歩くことは大変に困難なのです。

冬期間のエゾシカの死亡率は大変に高く、冬のエサ不足と低温と言われていますが、その年が大雪であった場合はさらに高くなります・・・。

写真:雄鹿 12/20

エゾモモンガ探し

寒い朝でしたが、エゾモモンガを探しに森の中に入りました。

エゾモモンガは基本的に「夜行性」で、日の入りから約30分~1時間内に樹洞から出て活動することと、日の出から同時間内に出て排泄を済ませ、また巣穴に戻ります。一日に2度顔を出してくれるのです。(繁殖期はこれに限りません)

まずは、連続した樹木のある場所、次いで排泄の痕跡、木の芽などを食し辺りにそれらが散乱している場所。

ここまで見つければ、あとは樹洞を探すのみ。そして、モモンガが出てくるまでジーッと待ちます。夏と違い、冬は雪が積もるためスノーシューでどこでも入っていけることや、また、排泄の痕跡を容易に見つけることができます。

意外と森の中に入らなくても、身近な場所で見つけることもしばしばです。

さあ、皆さんもエゾモモンガ探しに行きませんか?
歩くことで、健康にも一役です。

写真:エゾモモンガとその痕跡 12/19

寒い朝でした

体は勿論のこと、手・足・顔・・・
痛いぐらいの寒さでした。

しかし、このような日は、とても綺麗な着氷現象が見られます。

至る場所で写真の光景・・・
寒さも忘れていつまでも見ていたいほどです。

写真の着氷現象は、冷却された細かい水滴が木の枝などに付着し、すぐさま凍ってできた何とも「もろい」白色の氷、「霧氷」です。

辺りは、弱い風を受けた影響で、このもろい氷が散乱しており、この光景も中々美しいものでした。

写真:霧氷 12/19

野鳥も大忙しです

先日もアップしましたが、ナナカマドの実がまだまだたくさん付いています。

これを目当てに、さまざまな野鳥がやってきています。道路沿いにあるナナカマドの下などは、野鳥がついばんで落とした実が散乱しており、白い雪に真っ赤な跡が点々と・・・。

写真は「シメ」、他にも大量のヒレンジャク・キレンジャクやツグミなどが交代で食べにきています。

年中楽しむことができる「野鳥観察」。
この時期は外に出ることが少なくなりますが、双眼鏡片手にいかがでしょうか?

写真:ナナカマドの実をついばむシメ 12/18

ビジター観察講座が行われました

今回の講座は「大雪山麓を歩く・石狩川原生林」。
層雲峡陸万の国立公園入り口付近に広がる石狩川沿いから、巨木が多く見られる場所での観察会です。

国道39号線からも見ることが出来ますが、少し奥に入ると景観が一変、壮大な森が広がります。

当日は、入り口付近は風が強く吹雪模様でしたが、原生林の中は風も弱く新雪が降り積もり、快適なスノーシュー散策でした。

この風が弱まる環境がカツラ・ヤチダモ・ウダイカンバ・ドロノキ・トドマツ・エゾマツなどの巨木を育みました。

昭和29年の洞爺丸台風の強風が層雲峡を吹きぬけ、大量の樹木をなぎ倒しましたが、今回のこの場所は被害が少なかったのです。

地形や風が樹木に与える影響を目の当たりにした観察講座でした。

ちなみに、ここ層雲峡では数日前から大量の雪が降っています。この日だけでは何と45cm、スノーシューもまだ油断は禁物ですが、そろそろ出番が来たようです。

写真:原生林に向かう参加者の皆様 12/15