大雪高原沼の紅葉

10/1で、高原温泉線のマイカー規制が終了しました。林道閉鎖は10/11の17:00になり、訪ねることができるのはあとわずか十日間。
気温は低くなり、雪が降る可能性もありますので、入山の際に防寒着、雨具をしっかりお持ちください。ぬかるみが所々ありますが、避けながら歩くと周りの植生を痛めることになりますので、歩くときやほかの登山者とすれ違うときは、植生を大切にすることを心掛けて歩きましょう。

緑岳・紅葉情報

第一花畑、第二花畑のチングルマが赤くなり、ナナカマドの葉は枯れてしまった部分がありますが、ダケカンバ、ミネカエデは鮮やかな黄色になりました。
写真:第一花畑 ガレ場から高根ヶ原方面

銀泉台の紅葉

銀泉台の見晴台から見た第一花園です。
ナナカマドは部分的に枯れていて、赤色は少ないですが、ダケカンバなどの黄色が鮮やかに輝いている。
気温は下がって来ていますので、入山の際に防寒着を忘れずに。

黒岳七合目・紅葉情報

黒岳の山頂までは行かないけれど、黒岳の紅葉を思う存分楽しみたいという場合は、黒岳七合目にある散策路「黒岳カムイの森のみち」がおすすめです。最終地点の「あまりょうの滝展望台」からは黒岳の北東斜面と沢筋に広がるダケカンバのすばらしい黄葉を楽しむことができます。ぜひ、行ってみてください。

写真:黒岳北東斜面・あまりょうの滝方面(あまりょうの滝展望台より) 9/29

黒岳・紅葉情報2

黒岳山頂から見える紅葉は、烏帽子岳の斜面や山頂下周辺が見頃のピークを迎えています。ウラシマツツジの紅葉は黒ずんでいるものや枯れてしまったものがほとんどですが、ヒメクロマメノキの紅葉は赤さを保っているものが多く見られました。

今日は黒岳七合目から山頂まではほとんど風もなく、登山にはちょうど良い気温で、気持ちよく歩くことができたのですが、黒岳山頂に上がったとたん強風が吹き荒れ、一気に体感温度が下がりました。昼前には雷→アラレ・雪・雨が強風とともに降ってきて、大変な荒天となりました。中には雨具・防寒具を持たず、服装も登山向きではない登山者の方もいて、無事に下山できるのだろうかと心配になるほどでした。
黒岳では9/23にも雪が降っています。この時期に大雪山に登られる方は雨具はもちろんのこと、防寒対策を忘れずにお願いします!

※9/30に黒岳石室のトイレを閉め、水のタンクも片づけるそうです。それ以降はトイレも水も利用できなくなりますのでお気をつけください。
※石室の避難小屋としての利用は可能です。水が必要な方は必要な分を持参するか北海沢で取水してください。携帯トイレも忘れずにお持ちください。

写真:烏帽子岳周辺 9/29