紅葉スイッチ ON!

緑岳山頂下から中腹の第一花畑にかけての斜面でも、ここ数日の冷え込みで紅葉スイッチが入ったようです。写真では「遠目」でわかりずらいのですが、第一花畑上部や、通称「タスキの紅葉」と呼ばれる南沢上部のウラジロナナカマド群落では、一部葉が紅くなってきているものも見られるようになりました。まだまだ一部であり、広がりはないのですが、色が変わってきていることはハッキリと見て取れます。
一ヶ月予報によると、この先気温は高めで、降水量も多め、ということですので、このまま順調に色づくかどうかは不明ですが、いまのところ去年より一週間ほど色づきが早いようです。

写真:緑岳第一花畑 南沢(「タスキの紅葉」斜面) 8/26

冷え込みました・・・

昨日に引き続き温泉街や山はかなりの冷え込みとなりました。

早朝センター前最低気温が6℃、黒岳の石室で2℃と初霜も・・・。

明日も冷え込む予報となっていますが、その後は持ち直す予報となっています。

近日中に山に入られる方は、防寒対策が必要です。
手袋や帽子、休憩時のフリースなどがあると良いと思われます。

写真:ポン黒岳からお鉢平方面 全体的に色が抜けた感じです 8/25

紅葉前線スタート1

紅葉前線がスタートしました。とは言っても、皆さんまだあわてないでください。全体的にはまだ緑の部分が大半です。但し、ウラシマツツジはまだ緑葉のものもありますが、見頃部も出始めました。

昨年、このフレーズを使用してアップした日が22日。
日にちのみで判断すると、昨年とやや同時期と思われますが、ウラシマツツジで見てみると、8月の上旬には急激に寒暖の差が出始め、既に赤くなってきていましたが、あまりにも早い為様子を見ていました。

続いて情報を出した日が、今月の19日。ここでも、ウラシマツツジはさらに範囲を拡げ、色が濃くなってきていましたが、また様子見の状態を続けていました。

が、既に25日。前回情報時よりもさらに範囲が拡がり、ウラジロナナカマドやチングルマ等の草紅葉も場所によっては色が付き始めましたので、本日でスタートとしました。

昨年と比較すると(あくまでも本日現在です)、約10日程度早く進んでおり、平年で見ても約一週間程度早いこととなっています。

このまま推移するのか、一度停滞するかは「今後の気象」に大きく左右されますので、中々予想がつきづらいです。(特にここ数年の不安定な天候では・・・)

ちなみに、昨年は9月の前半にかけて急激に気温が下がり、9/7以降に見頃に近くなっています。(黒岳)

さて、今年の紅葉はどうなっていくのでしょうか?
今年は場所によって進行度合いがやや違っているようです。

近日中に、緑岳・赤岳に行きますので、そちらの情報もご参照ください。

山情報~https://sounkyovc.net/trails/kuro/140825kuro.pdf

*赤石川は水量がやや多いものの、渡渉可能です。また、北鎮岳分岐下の雪渓は消雪しました。

写真:(上段)九合目周辺のウラジロナナカマドやや色付く・(中段)九合目周辺から沢を覗き込むとやや色が付き始めてきました・(下段)赤石川沿いの斜面もやや色が付き始めてきました 8/25

紅葉前線スタート2

写真は、黒岳山頂周辺のウラシマツツジ、既に見頃を迎えている部分もあります。

二枚目は、ポン黒岳から。ここのウラシマツツジも見頃部が出始めています。

三枚目は、石室周辺のもの。ウラジロナナカマドがやや赤くなってきているもの出始め、凌雲岳裾野はやや色が付き始めてきました。

写真:黒岳山頂周辺 8/25

紅葉前線スタート3

写真は雲ノ平周辺のものです。
ウラシマツツジが部分的に赤く、ウラジロナナカマドは色が抜けやや赤くなり、チングルマ等の草紅葉も部分的に始まってきました。

写真:雲ノ平周辺 8/25