春の使者がやってきました

「ヒメギフチョウ」がカタクリの花を吸蜜していました。

 いつもは早くても5月初旬、平年で見ると5月中旬に見かけますが、この陽気でカタクリも早く咲いたことからのようです。

 早春のお花で早く咲くのが「カタクリ」や「エゾエンゴサク」で、ヒメギフチョウの吸蜜植物ですが、いづれも早春のみに目立つという点では一致しています。

写真:カタクリとヒメギフチョウ 4/30
  • ヒメギフチョウ : 散策中に出会いました。

よくもここまで・・・

 森の中を散策中「キョーン キョーン」。
クマゲラに出会いました。

 こちらに気が付いたのか、素早く飛んで行ってしまいました。

 お食事中だったようですが、よくもここまで「彫った」ものです。

 中にいる虫などを食べていたようですが、人間の成せる業ではありませんね。

写真:クマゲラ食痕 4/30
  • クマゲラ : 痕跡を見つけました。

お花も続々と

 朝晩は少しひんやりとしますが、ここ数日の日中はとても暖かい日が続いています。

 只今、センター前で22℃。
4月に20℃を超える日は、ここ数年でも中々ありません。

 そのような中、上川町では「エゾムラサキツツジ」や「コブシ」が開花してきています。

 昨年と比較しても、今年のお花の開花は大変早いものになっています。

 肝心の「サクラ」はまだ蕾の状態でしたが、あと数日で開花しそうな陽気です。

写真:エゾムラサキツツジ・コブシ 4/30
  • エゾムラサキツツジ : 満開を迎えようとしています。

  • コブシ : 次々と開花しています。

活発になってきました

 気温の上昇とともに、動物たちの動きも活発になってきました。

 写真のエゾリスも、早朝餌探しをした後は一日中じっとしていましたが、ここにきて日中も活動を始めたようです。

写真:エゾリス 4/23
  • エゾリス : 出会いました。

昨年に引続き

 昨年に引き続き「イスカ」がやってきました。
中々お目にかかれない野鳥、連続での飛来は珍しいことです。

 気温も高くなってきており、お花や動物たちもちらほらと・・・。

 是非、外に出て自然を満喫してみませんか?
センターでは、5月17日に「観察講座:バードウオッチング」を開催する予定となっています。

 この機会にいかがでしょうか?

写真:イスカ 4/23
  • イスカ : 出会いました。