お知らせ

外来種侵入状況

 本日のインターンシップ事業では、黒岳斜面で外来種のセイヨウオオマルハナバチの侵入状況を、
環境省のアクティブレンジャーと一緒に調査。

 幸いにも?「セイヨウ」は発見できませんでしたが、在来種が元気に活動するようすを見ることができました。

写真:黒岳斜面でマルハナバチの調査をする 8/20

お知らせ

登山道の保全技術を学ぶ

 インターンシップ事業10日目の今日は、旭岳エリアへ。
ロープウェイで姿見駅まで上がり、姿見園地の登山道を「近自然工法」の観点から巡検しました。

 9月6日に山樂舎BEARと北海道上川総合振興局が共催する「登山道保全技術セミナー『たまには山へ恩返し』」の下見を兼ね、
北海道山岳整備の方から、段差処理と水切りの理論について説明していただきました。

写真:施工前の写真と現況を比較する 8/19

お知らせ

ヒグマの生態観察活動

 インターンシップ事業も中盤にさしかかりました。
今日は高原温泉沼めぐりコースをヒグマ情報センター職員と歩き、ヒグマの生態を学びました。

 あいにくの霧と雨とでヒグマの姿を見ることはかないませんでしたが、
日々ヒグマと接している職員の方の話を聞いたり、食痕から餌の食べ方を学ぶことができました。

写真:モニタリング・カメラの画像をチェックする職員と研修生

黒岳・紅葉情報

 今年初めての「紅葉情報」です。
が・・・、写真の通り若干の色付きをしている程度です。

 「ウラシマツツジ」は、ごく一部のものが色付き始めています。
「ウラジロナナカマド」は、やや「色が抜けてきた」程度の状態です。

 「チングルマ」の草紅葉も、点々と赤いものが出始めましたが、
全体的には緑葉が多く占めています。

 ここ数日間は、黒岳石室では早朝気温が一桁の後半となっており、
紅葉は、「ゆっくりと」進んでいる状況です。
(明日18日から、気温が急激に下がる予報が出ました)

 尚、長らく多量の雨が続きましたが、
赤石川はやや水量は多いものの問題なく渡ることができます。

 また、登山道は雨の影響で悪路の場所が多いです。
装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:ポン黒岳周辺のウラシマツツジ 赤石川周辺のウラジロナナカマド 8/17
  • ウラツマツツジ : 範囲を拡げつつあります。

  • ウラジロナナカマド : 秋の様相を感じさせます。

銀泉台~赤岳

午後から雷雨が発生する今日この頃。
今日も、雷雨発生を予感させる積乱雲の発達が見えました。
そんな天気を察知して、白雲小屋で泊まっていたと思われる登山者が
早い時間でしたが、続々と下山していました。

このような不安定な天気がまだ続いていますが、
山の空気は1週間前よりも、涼しくなっており、
赤岳は、お花の季節も終りに近づき、少しずつ秋の気配が感じられます。

第一花園を50mほど展望台へ向かった登山道上に
クマの糞がありました。11日に発見されたものです。

ガンコウラン、コケモモ、クロマメノキやウラシマツツジ、
そして、ウラジロナナカマドが実をつけ始めています。

紅葉の問合せも増えてきました。
当ホームページからも紅葉時車両交通規制へのリンクがあります。
紅葉登山計画時に、是非ご確認ください。


写真:第一花園登山道上のクマの糞と第三雪渓手前の実をつけたウラジロナナカマド
クマの糞:「8/11に発見されました。植物の根などを食べているようです。」
ナナカマド:「赤くなっている実も増え始めました。」
  • ヒグマ : 糞がありました。

  • ウラジロナナカマド : 秋の様相を感じさせます。