黒岳北東斜面

黒岳紅葉情報①です。

 北東斜面は、全体的に秋の様相となってきました。
点々と真っ赤な「ウラジロナナカマド」も出始めました。

 九合目周辺のマネキ岩は、まだまだこれから色が付いてきますが、
現在でも十分な色付きです。また、沢筋は色付き始めで、まだ緑葉が多い状態です。

写真:黒岳全景・九合目周辺 9/6
  • 色付いてきました。

  • 色付いてきました。

赤岳・紅葉情報

 本日の赤岳の様子です。
写真は、第一花園付近。日増しに色が付いてきています。

 また、第二・三花園周辺も色付きが始まってきました。
今後、益々色が増してくると思われます。

 今年は、各方面ともに標高の低い場所からの色付きですが、
山頂周辺は気温が低くなってきてはいるものの、寒暖の差が弱いと推測されます。

 本日も、黒岳石室周辺で気温1℃。
一気に色が付いてくる条件の一つになっています。

 が、日中の気温が中々上がらず、
標高の高い場所では、この影響で色付きが遅くなっている要因の一つと思われます。

 他にも原因は色々とありますが、明日も終日低温の予想。
雪にならなければよいのですが・・・。

写真:第一花園周辺 9/5
  • 色付いてきました。

赤岳・紅葉情報

銀泉台~赤岳 ここ数日で、銀泉台の紅葉が一気に進んだようです。

 標高の高い山頂付近、第四雪渓あたりの紅葉は、まだうっすら色付き始めたばかりですが、
標高約1550ⅿ付近の第一花園下部の方が、紅葉の色付が良く、目立ってきています。

 大抵は、「気温が低い標高の高い所から、紅葉が下りてくる」という表現をしますが、
赤岳の紅葉は、標高の低い第一花園周辺の紅葉が、今時点では、紅葉の見所スポットとなっています。
風の影響でしょうか?

 高山植物の草紅葉も目立ち始め、
コマクサ平のウラシマツツジの葉も色濃く紅葉し始めています。

 ナキウサギの活動も活発になったようで、
鳴き声はもちろんのこと、数匹が岩場を走り回っている様子も眺められました。

 気温がまだ高めの9月スタートとなりましたが、
山では、秋を感じられるようになりました。

写真:第一花園全体図の紅葉とコマクサ平のウラシマツツジの草紅葉 9/1
  • 色付いてきました。

  • ウラツマツツジ : 随分良い状態となってきました。

センター講座が行われました

センター講座「三国山」が行われました。

 三国山(標高1541m)の由来は明治時代の旧地名「石狩の国」、「北見の国」、「十勝の国」
の3つの境界にあることから名付られました。

 片道約3km、お天気にも恵まれ、終了後に一時強い雨が降りましたが、
総勢10名で無事終了となりました。

写真:急斜面を登る参加者の皆さん 8/30
  • 三国山 : ビジターセンター講座が行われました。

黒岳・紅葉情報

 雲ノ平の様子です。
前回24日と比較すると、色付きが増してきています。

 が、それもほんの一部で、全体的にはまだ「夏山」のような光景です。
本日石室で、早朝5℃。やはり、もう少し冷え込みが必要なようです。

 また、草紅葉も同様で、一部分チングルマやクロマメノキが色付いていますが、
こちらも、ほんの一部分にとどまっている状況です。

写真:雲ノ平周辺のウラジロナナカマドとチングルマ草紅葉 8/29
  • チングルマ : 範囲を拡げつつあります。

  • ウラジロナナカマド : 範囲を拡げつつあります。