センター講座が行われました

センター講座 大雪山麓を歩く「大雪原生林」が行われました。

 1954年9月に北海道を通過した「洞爺丸台風」は、
道内全域に大きな被害をもたらしましたが、

 特に大雪山周辺の被害は大きく、集団的な被害は中腹以下の針葉樹林帯が対象となり、
林地面積の約半分を失う世界的にも稀な森林被害となりました。

 現在では、かつての原生林の姿を見ることはできませんが、
部分的に風害を免れた地域が残っており、その一つが大雪原生林です。

今回はその原生林で講座が行われました。

写真:総勢12名で出発です 3/26
  • センター講座が行われました

お知らせ

冬季自然観察講座終了のお知らせ

本日も、午前中に銀河ノ滝、午後はニセイチャロマップの氷柱群へ行ってきました。

 銀河ノ滝は、左岸側中断と下段の開口部がさらに開き、滝本体の氷に多数クラックが見られました。
氷が軋むような異音は聴かれなかったため、滝直下までアプローチできたのですが、滝下には大小多数のデブリ(氷の破片)がありました。

 今後気温はますます上がりそうですので、安全にプログラムを催行する上で無理があると判断し、
今シーズンの冬季自然観察講座を本日限りで終了させていただくことになりました。

 また、神削壁からコース変更をして催行しているニセイチャロマップの氷柱群ですが、
コース入り口の災害復旧現場への工事車両の出入りが頻繁なことに加え、気温が上がって氷柱群に亀裂が見られることから、
こちらも、安全への配慮から、本日をもってプログラム終了とさせていただきます。

 来季も(2017年)12月下旬から冬季観察会を実施する予定ですので、
今季行き逃した方や、また行ってみたいという方は、ぜひご参加ください。

写真 銀河ノ滝とニセイチャロマップの氷柱群 3/9
  • センター講座が行われました

フキノトウ

 山岳地帯はまだまだ多くの雪が残っていますが、
大雪山麓では周辺は雪一面ですが、とけ始めた所から「フキノトウ」が顔を出しました。

 まだまだ春とは言い難いですが、
少しずつ春の様相を見せはじめてきました。

写真:フキノトウ 3/2
  • フキノトウ : 開花

黒岳北東斜面

 本日から3月に入りましたが、
大雪山系黒岳では日増しに積雪量が増えています。

 本日現在、黒岳七合目で積雪420㎝
積雪量の多かった昨年と比較して約40㎝多くなっています。
しかも、昨年の最高積雪量(5/3 410cm)を早くも超えてしまいました。

 黒岳では、これからさらに積雪が増えて行く時期・・・。
長期予報では暖かく推移する予報ですが、またまた今年の残雪状況が気になるところです。

写真:大雪森のガーデンから大雪山連峰一部 3/1
  • 黒岳残雪状況

今日は気温も高くなる予報

 ここ数日、比較的気温が高めで推移している層雲峡ですが
本日は気温も上がり、最高気温がプラスの予報が出ています。

 写真は昨日の「黒岳ロープウェイ」路線下の「樹氷」の様子です。
層雲峡峡谷や大雪山連峰下部一帯が樹氷に覆われ、実に幻想的な一日でした。

 尚、今日明日と気温が高めの予報ですが、
山に入られる方は雪崩等十分な注意が必要です。

写真:大雪山・層雲峡・黒岳ロープウェイ路線下 2/15

 
  • 層雲峡