お知らせ

*お知らせ

*黒岳石室営業開始 6月24日
(只今、石室本館改装中です。一週間(予定)程で終了予定のようですが、
 この間は、別館での宿泊となります。)
*白雲岳避難小屋  6月24日
*愛山渓温泉(ヒュッテ)6月24日日帰入浴開始 25日宿泊営業開始

以上となっています。

 尚、山岳地帯の雪の状況ですが、前回情報時より
雪どけは確実に進んではいますが、いまだ残雪の多い状況です。

装備を万全に安全な山行をお願いします。
(ここ数日、黒岳九合目から登頂を断念される方が多いです。
 まだまだ滑落の危険性がありますので、十分注意されて下さい。)

写真:新緑の大雪山・層雲峡黒岳ロープウェイ周辺 6/21

浮島湿原

浮島湿原の様子を確認してきました

 この湿原の特徴は、池塘と浮島、アカエゾマツ林からなる優れた湿原景観であり、
6月上旬から8月下旬まで季節ごとに多彩な湿原植物が生育します。

 なかでも、ヒツジグサは北海道でもこれほどの大規模な群落は
浮島湿原以外では見られません。

 山岳地帯はまだまだ多くの残雪ですので、
間もなく開花するヒツジグサ目的で、浮島湿原に行かれてみるのもおススメのコースです。

写真:浮島湿原 6/17

お知らせ

お知らせ

*高原温泉ヒグマ情報センター 6月19日オープン
*沼めぐりにつきましては、19日以降に監視員が調査後の判断となります。
 現在の所、大きな支障がなければ21日にオープンとなります。
*道道銀泉台線 6月22日11時開通
*層雲峡(陸万)オートキャンプ場 6月17日オープン
*層雲峡野営場 7月1日オープン
 野営場の看板が破損しており、入口がわかりずらいです。
 (層雲閣グランドホテルから帯広方面に、約2分のところにあります)
*黒岳石室 オープン日未定
*愛山渓温泉(ヒュッテ)オープン日未定
*ニセイカウシュッペ山は「中越林道」から入り、「古川砂金越林道」経由で開通となりました。
*白雲岳避難小屋監視員常駐 6月20日(予定です。変更の場合もあります。)

以上取り急ぎお知らせいたします。尚、日程はあくまでも「予定」ですので、
ご利用の場合は関係機関に再度お問い合わせ下さい。

写真:雪どけの進む愛別岳 6/17
  • 装備を万全に安全な山行をお願いします。

黒岳残雪状況

黒岳残雪状況

 日増しに雪どけが進んできました。
部分的には登山道が出始めましたが、まだまだ多くの雪が残っています。
踏み抜き、滑落には十分注意されて下さい。

 また、雲ノ平も同様「雪原」状態です。
視界不良時は十分な注意が必要です。

写真:黒岳九合目周辺 雲ノ平周辺 6/14
  • スニーカー程度の靴では登頂はかなりの危険を伴います。

  • 視界不良時は十分注意してください。

緑岳残雪状況

 層雲峡では暖房のスイッチを迷わず入れた昨日、山ではやはり雪が降っていたようです。
天気の回復を待って、一昨日開通した高原温泉への林道を走り、緑岳のようすを見に行ってきました。

 場所によっては薄氷が張っていたり、霜柱が融け残っていたりと、まだまだ春は浅い印象です。
例年どおり、登山道上にはまだ雪がたくさん残っていて、地図読みのできる人でないと登山はお勧めできません。

 写真は第一花畑から、夏道がある場所を写したものです。
ここで地形図を「整置」し、コンパスをセットしてひたすら直進すると、エイコの沢のガレ場に出ます。
上の一文の意味が理解できない方は行かない方が無難と思われます。
見晴らし台の下部の樹林にもまだ残雪が多く、道をふさぐ倒木もあって、ルートファインディングが必要です。

 稜線には5㎝~10㎝の積雪がありました。
高山植物の開花も若干遅れており、ウラシマツツジやコメバツガザクラがところどころで咲いている程度です。
せっかく開花したキバナシャクナゲは、雪や霜で痛められたものがあり、咲き揃うまでには少し時間がかかりそうです。

 20年ほど大雪山を歩いていますが、初めて目にしたものがありました。それが写真の雪壁です。
板垣新道を分岐から下って行って、底部の雪原の際に、最大で高さ3メートルほどの雪壁が出来ていました。
ピッケルでステップを切ってなんとか「登攀」しましたが、白雲小屋から雪原を下って来る場合は、
視界不良時に転落する可能性があり、じゅうぶん注意が必要です。

 白雲小屋は、管理人が6月20日頃入る予定ですが、それまでは管理人不在です。
ルートを示すマーカーもありませんので、小屋へ入ろうと予定している方は、今しばらくようすを見た方がいいかもしれません。

写真 緑岳第一花畑 板垣新道底部付近 6/12
  • 緑岳 : 道迷いに注意

  • 視界不良時は十分注意してください。