黒岳・紅葉情報

黒岳紅葉情報②・登山情報

*お花の状況
 お花もそろそろ終花の様相ですが、ダイセツトリカブト・ミヤマアキノキリンソウ等が
斜面を彩っています。

*赤石川
 昨日の雨で水量やや多めですが、
問題なく徒渉できます。

*北鎮岳分岐下
 歩行部は消雪しました。

*紅葉情報
 黒岳北東斜面から雲ノ平周辺のウラジロナナカマドは、
全体的には緑葉の状態です。
 部分的に色が抜けてきたものも出始めましたが、
今後の天気を注視していくこととなります。

数日前に白雲小屋周辺で、早朝気温3℃。
本日の黒岳石室周辺で、早朝気温6℃でした。

9月から10月にかけて、気象庁の長期予報では
平年より気温が高くなると出ました。
今後の色付きが気掛かりなところです。

写真:黒岳石室周辺・雲ノ平周辺のウラジロナナカマド 8/28
  • ウラジロナナカマド

黒岳・紅葉情報

黒岳紅葉情報①

 黒岳山頂からポン黒岳周辺の「ウラシマツツジ」が
日増しに色付いてきました。

 まだまだ色濃く、範囲も拡がっていきますが
ここにきて、一部ですがやや「黒ずんだ」ものも出始めました。
但し、緑葉もまだあることから、さらに色濃くなっていくと思われます。

 写真は黒岳山頂とポン黒岳のものですが、
日一日と色が付いていますが、前回情報時と大きな変化は見られませんでした。
色付きはじめは早い時期でした、今のところ、ゆっくりと進んでいるようです。

写真:黒岳山頂・ポン黒岳周辺のウラシマツツジ 8/28
  • ウラツマツツジ

お知らせ

インターンシップ終了

 8月7日から始まった層雲峡ビジターセンターの短期インターンシップが昨日で終了しました。
2週間以上にわたって層雲峡ビジターセンターをはじめ、大雪山国立公園の維持管理にかかわる多くの人たちと、
実際に現場で活動することにより、仕事の内容や管理の仕組などを学びました。

 今回の経験を活かして、山や自然にかかわる現場での今後の活躍を期待しています。
また、ご協力いただいた関係機関の皆様には感謝しております。

 今季おこなった主な活動は以下のとおりです。
8月9日 「たまには山へ恩返し in 愛山渓」下見(環境省)
8月10日 旭岳セイヨウオオマルハナバチ防除活動(大雪山国立公園パークボランティア)
8月11日 携帯トイレ普及啓発事業(環境省・上川総合振興局)
8月12日 センター講座下見(層雲峡ビジターセンター)
8月13日 山の日アンケート(層雲峡ビジターセンター)
8月15日 ヒグマ監視活動(ヒグマ情報センター)
8月16日 緑岳山情報収集(層雲峡ビジターセンター)
8月17日 お鉢平登山道巡検(層雲峡ビジターセンター)
8月18日 黒岳クリーンナップ大作戦(環境省・林野庁上川中部森林管理署)
8月19日「たまには山へ恩返し in 愛山渓」(環境省)
8月22日「たまには山へ恩返し in 旭岳」下見(上川総合振興局)
8月23日 銀泉台外来種防除活動(大雪山国立公園パークボランティア)

写真 「たまには山へ恩返しin 愛山渓」8/19 外来生物防除活動(赤岳第一花園)8/23

お知らせ

*高原温泉道路

道路工事の為、8月21日から8月26日までの間「高原温泉道路」が
通行止めとお知らせしましたが、
工事が完了しましたので、本日24日から通行可能です。

2017.08.24

ポン黒岳周辺

 黒岳山頂周辺からポン黒岳周辺に至るまで、
「ウラシマツツジ」が「部分的」に色付いてきました。

 ここ数日は、黒岳石室で早朝の気温が一桁の後半
日中は比較的暖かい日(本日はかなりの暑さでした)が続いたことで、
色が付いてきたものと思われます。

 ここの場所のみで見ると、昨年比約半月早く色が付いてきてますが、
今後の天気予報では、暖かい日が続く予報となっていますので、紅葉の進み具合は
停滞する可能性もあることから、本日現在「紅葉前線スタート」のフレーズは見送ります。
(今後の気象を注視することとなります)

*黒岳北東斜面
 花数や種類も随分と減ってきており、萎れかけも目立ってきていますが
まだまだ「ダイセツトリカブト・ミヤマアキノキリンソウ・ヤマハハコ・アザミ類」等が
斜面を彩っています。

*雲ノ平周辺
 全体的にチングルマの綿毛で占められています。

*北鎮岳分岐下
 歩行部の雪渓が消雪しました。消雪間近のため、
ややぬかるんでいますが慎重に歩かれて下さい。
(登山道上には数メートル残っていますが、雪渓をまいて登頂できます)

*赤石川
 昨日の雨でやや水量が多いですが、
問題なく徒渉可能です。

*ヒグマの目撃や痕跡が多いです。いつもは目撃しない場所での痕跡等が多いです。
 個体も大きいものや・親離れ後のもの・親子連れとさまざまです。
 登山道付近にも出没していますので、鳴り物は必ず持参して下さい。

写真:ポン黒岳周辺のウラシマツツジ 8/19
  • ウラツマツツジ : 範囲を拡げつつあります。