キタキツネ

おねだりギツネ

林道走行中キタキツネが寝ていました…。

 確信犯とわかりつつも車を止めると、あくびをしながら「ようやく来たか」と言わんばかりに、
案の定近寄ってきました。

 無視を決め込むと、やはりお得意のポーズ「おねだりポーズ」です。
自分を可愛く見せ、餌をねだる仕草です。

 さらに知らんぷりをしていると、今度は車の前に居座り通せんぼです…。
が、最初に餌を与えたのは人間…。味をしめて、今度は自ら車を止める行為。実に賢いです。

 このキツネはまだ発症していませんでしたが、餌やりは厳禁です!
過去にも投稿しましたが、人間の食べるものは甘さがあり、キツネにとっては下剤と同じです。

 次第に免疫力が落ち身体の中はダニだらけ…。
餌を与える行為がキツネを病気にしてしまいます…。

写真:キタキツネ

PS

沼ノ原登山口への層雲峡本流林道が、土嚢積み直し作業のため
今月は通行止めとなります。

愛山渓松仙園は7月14日開通予定です。

両方向ともにあくまでも予定です。変更がございましたら再度お知らせいたします。

昨日の落雷による機械故障のため、黒岳ペアリフトは修理完了まで運休となります。
運行再開が決まりましたらお知らせいたします。

緑岳残雪状況

松浦岳(緑岳)残雪情報

 今月10日に町道高原温泉線が開通し、松浦岳(緑岳)への登山が可能になりました。
とはいえ、コースの大半は雪に埋もれています。

 今日(2021年6月16日)現在、第一花畑からエイコノ沢ガレ場までは雪原になっており、
マーカー(赤旗)もありません。
視界不良時に備えて、GPSを携行したり、スマホに地図アプリを入れておくなど、
現在地がわかる装備が必要です。

 また、エイコノ沢ガレ場には写真のようにシュルンド(地面と雪面の間にできる大きな隙間)ができています。
登山道から雪面に渡る際は滑落しないように注意してください。とくに下りは慎重にお願いします。

岩塊斜面から稜線にかけては植物の開花が始まっています。

開花情報:
ハイマツ帯 エゾイチゲ○
岩塊斜面  ミヤマキンバイ・ミネズオウ・ウラシマツツジ・キバナシャクナゲ・コメバツガザクラ↑ イワウメ始

写真 第一花畑 エイコノ沢ガレ場 6/16

シマエナガ

 越冬のため冬期間は樹木の多い公園等々に降り、
同場所で春先にかけて繁殖期に入ります。

 4月から6月にかけて卵を産み、半月かけて抱卵後、早いもので4月には雛の姿が見られますが、
今回は山地のやや奥地で巣立ち雛を目撃しました。

偶然にも巣立ち直後に出会うことができましたが、目視で10羽の雛が確認できました。

 写真はやや斜めに上体を傾けていますが、太陽に向けて身体を「乾かして」いるようでした。
巣立ち後はいくつかの家族群で行動します。

写真:シマエナガ巣立ち雛 6/14

PS

13日黒岳残雪情報

(お恥ずかしい話ですが、頂上周辺から少しの距離を滑落しました。
慣れていてもちょっとした油断で滑ります。
デジカメを流されてしまい画像がありません…。ご容赦くださいませ。)

まだまだ多くの残雪です。
但し、八・九合目の標柱は全て露出していましたので、日増しに雪解けが進んでいるようです。
九合目周辺からは、樹木の枝も雪の中から出てきており、踏み抜きも出始めたことからやや歩きずらい箇所もあります。
頂上直下からは「滑落」の危険性も十分あります。
装備を万全に安全な山行をお願いします。
雪に慣れていない方につきましては、もうしばらく登山は控えたほうがよさそうです。
また、天候状況にもよりますが、最低でも軽アイゼン・ピッケルはお持ちになって下さい。
この時期は「上山ができても」「下山できない」ケースが多発しています…。
上山時、下山に不安を感じましたら、是非とも「引き返す」ことも考慮されて下さい。

仔ギツネ

今年もまたまた可愛い姿を見せてくれました。

 5匹の仔ギツネでしたが、わんぱくの一匹のみカメラに収まりました。
親は餌探しに大忙しです。

 兄弟揃って林道周辺で遊んでいますので、
この時期の登山口に向かう各林道走行時は安全運転でお願いします。

写真:仔ギツネ 6/12

エゾシマリス

活動が始まりました

 長い冬も終わり、動物たちもそろそろ
繁殖に向けて準備が始まりました。

 地衣類を口いっぱいに詰め込み
巣穴へと何度も運んでいました。

 想像しただけで、ふかふかの
巣穴が出来上がりそうですね。

写真:エゾシマリス ポン黒岳 6/10