雪まくり

先日もご紹介しましたが(バームクーヘン4/3)、あれほど大きくなるものは稀ですが、今回はやや傾斜のある場所での雪まくりです。気象現象の一つですが、風によって地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、バームクーヘンのような形状が作られるもので、自然が作った雪だるまといったところでしょうか。写真の雪まくりは、かなり広い範囲で出来上がっていました。ちなみに形成されるにはいくつかの条件がありますが、風は雪の層を巻き上げる程度に強く、かつ吹き飛ばさない程度に弱いこと・・・が一番の条件のようです。事情がわかっていなければ、初めて見た方はきっと「あれは何?」と思うはずです。写真は出来上がってから少しの時間がたっており、その間に雪が被ってしまいましたので、きれいな形では見られませんでしたが、貴重な風景です。

写真:広い範囲に出来上がった雪まくり 4/13

古巣

橋の下に「スズメバチ」の古巣がありました。実は、いつもこの橋を利用して散策に出かけていました。よく気がつかなかったものです・・・。あぶないところでした・・・。スズメバチの巣は、1頭の女王蜂がその年の春から夏にかけて作り始めます。写真のように大きな巣でも秋以降になると中は空になり、翌年は再利用はされません。(女王蜂がまた一から始めます)ので、ご安心を・・・。ちなみに、蜂の数え方は1頭(とう)と数えます。

写真:スズメバチの巣 4/13

4月になっても吹雪です・・・

早朝から、大粒の雪が降ったり吹雪模様となったりで中々天候が安定しません・・・。現在もほぼ視界がきかないほどの天候です。せっかく芽吹いた「ふきのとう」も雪を被ってしまいました。しかし、雪の中から逞しくも「ミズバショウ」が顔を覗かせていました。みんな春を待っています・・・。

写真:視界がきかないほどの吹雪・雪が被ったふきのとう・雪の中からミズバショウ 4/12

夏鳥が続々とやってきています

天候は今一つですが、夏鳥たちがやってきました。野鳥のさえずり一つで春を感じる季節なのですが、残念ながらお天気が・・・。昨日は「ハクチョウ」もやってきて、まだまだたくさんの雪が残る水田で落穂を啄ばんでいましたが、この時も吹雪状態。さぞハクチョウも驚いたことでしょう。本日は残念ながら水田も雪に覆われてしまい、上空を飛来していましたが、中々降りられないようでまた戻っていってしまいました。写真の「アオサギ」たちもこの様相では、中々餌にありつけそうにありません。早く解けることを祈っています。

写真:アオサギ・ホオジロ・モズ 4/9

山間部は湿雪に覆われました

7日~8日にかけて、全国的に低気圧が猛威を振るいましたが、ここ層雲峡も7日は雨・強風、8日は吹雪となり大荒れの2日間でした。本日早朝は、山間部を中心に湿った雪が降り、写真のような風景となりました。この後もぐずついた天候となりそうで、中々春が近寄ってきません・・・。

写真:湿雪に覆われた山間部(写真上部後方は大雪山連峰の一部) 4/9