雲ノ平周辺もウラジロナナカマドの色づきが進み、チングルマの葉も真っ赤に染まっているものが多くなりました。この三連休で良い色づきになると思われます。
ヒメクロマメノキもようやく赤くなってきました。ヤナギ類の黄色も出てきたので、鮮やかな赤・黄色・緑の3色と、ウラジロナナカマドのオレンジ色の紅葉が楽しめそうです。
写真:雲ノ平周辺 9/12
雲ノ平周辺もウラジロナナカマドの色づきが進み、チングルマの葉も真っ赤に染まっているものが多くなりました。この三連休で良い色づきになると思われます。
ヒメクロマメノキもようやく赤くなってきました。ヤナギ類の黄色も出てきたので、鮮やかな赤・黄色・緑の3色と、ウラジロナナカマドのオレンジ色の紅葉が楽しめそうです。
写真:雲ノ平周辺 9/12
前回(9/4)から約一週間。黒岳が一気に秋色に染まっていました。七合目から九合目までウラジロナナカマドの色づきが濃くなり、近くで見ると枯れている部分が目立つものの、離れて見てみると褐色が混じったオレンジ色に紅葉しており、見頃が近づいているのを感じます。ウコンウツギも色づきが増し、きれいに黄葉しているものが増えてきました。九合目のマネキ岩付近では褐葉のウラジロナナカマドが見られる反面、まだ緑葉のものが多く残っており、これからの色づきに期待できそうです。マネキ岩下部の沢筋もきれいに色づいてきています。
黒岳山頂に上がると、見事に色づいた烏帽子岳が姿を現します。山頂から見える御鉢平方面の景色もすっかり秋色です。ウラシマツツジもピークの状態を維持しており、山頂からガレ場までどこもかしこも真っ赤です。
今週末、特に土曜日にぐっと気温が下がる予報となっており、色づきがさらに進むと思われますが、低くなりすぎた場合、どう影響が出るかが心配なところです。
今日は日差しがあっても風が吹くと体感温度が下がり、肌寒く感じました。登られる際は、防寒装備もお忘れなく。
※本日9/12の気温・・・温泉街 6:00 (11.8℃) 、五合目 6:40 (11℃)
七合目 7:00 (9℃) 、12:50 (14℃)
黒岳石室 5:00 (9℃)、11:00 (12℃)
写真:黒岳九合目マネキ岩付近、山頂下から見たマネキ岩下部の沢筋、烏帽子岳、ポン黒岳周辺のウラシマツツジ 9/12
ここのところの晴天で朝晩と日中との気温差が大きくなり、紅葉も進んでいるのではないかと松浦岳(緑岳)へ向かいました。
樹林帯のナナカマドは青々としたものがほとんどですが、急坂を登り切って第一花畑の台地へ出ると、色付き途上のウラジロナナカマドが迎えてくれました。足下のチングルマも色づいてきており、全体的に紅葉期に入った印象です。一方、第二花畑はチングルマの方が色づきが進んでおり、ウラジロナナカマドはまだ色づき始めの印象です。
岩塊斜面を登っていくと、足下のウラシマツツジが色づいていますが、黒ずんだものが目立ちます。遠目にみえる南沢の斜面(いわゆる「タスキの紅葉」)のウラジロナナカマドは、上部でくすんだ色のものが目立ち、所々にオレンジ色の葉が散在している状況です。
稜線では草紅葉が見頃になってきました。緑岳山頂付近では渋い褐色のイワウメや黄色のホソバウルップソウ、板垣分岐に向かって行くと、赤く色づいたウラシマツツジやヒメイワタデが、岩稜を覆っています。
写真:上左.緑岳第一花畑 上右.岩塊斜面上部 下左.板垣分岐付近のウラシマツツジ 下右.板垣分岐上から緑岳方面の展望
9月9日
今日の層雲峡は雲一つない青空! まさに秋晴れの、絶好の行楽日和です。
今、層雲峡温泉街にある層雲峡園地では、石狩川にかかる橋を渡った先の両側でエゾトリカブトが見頃を迎えています。これだけ花つきが良いのはめずらしいかもしれません。
園地からは黒岳がバッチリ! 休憩にちょうどいいテーブルとイスもありますので、園地でピクニックをするのもおすすめです。
写真:エゾトリカブト(層雲峡園地)、園地から望む黒岳 9/9
このところ朝晩冷え込む日が多くなり、山の紅葉も徐々に進んできています。
銀泉台から第一花園にかけてのウラジロナナカマドは遠目に見ても色づきが分かるようになってきており、交通規制が始まる今週末には見頃期に入りそうです。
ところが、樹林のトンネルを抜けて第二花園に出るとあまり色づきは進んでおらず、奥の平ともども「色づき始め」の状態です。コマクサ平は風衝地のため、色づいたウラシマツツジやクロマメノキが足下に広がりますが、黒ずんだものが多い印象です。
第三雪渓もあまり色づきは進んでおらず、「色づき始め」より若干色づきがすすんだ程度です。第四雪渓は、全体的にくすんだ印象で、上部のウラジロナナカマドの葉は枯れてきているようでした。
写真:第一花園全景 第三雪渓下 9月8日