ツルウメモドキ

森の中を散策していると、オレンジのような赤のような雪原にひときは映える植物がありました。近寄ってみるとそれは「ツルウメモドキ」でした。落葉性のツル植物で、花は5月頃に開花し黄緑色で花弁は5個、果実は秋に淡黄色に熟し、3つに烈開し赤い仮種皮に覆われた種子が現れます。葉の形や枝がウメに似ていることから、この名がつきました。リース用に使われたり、種子は鳥達にも食されるため、写真のような鈴なり状態では中々見る機会が減ってしまっているようです。

写真:ツルウメモドキ 上川町 1/20

フロストフラワー

寒い冬に咲く花、霜の花です。別名「フロストフラワー」・・・。氷の結晶・・・。見た目は小さいですが、神秘的な現象です。

写真:紅葉谷にて 1/20

滝の飛沫(しぶき)

紅葉谷へスノーシュー散策に出かけました。やはり、場所によっては積雪が少なく、特に急斜面では若干歩きづらくなっていました。看板類もまだ雪に隠れず、その少なさがわかります。全体を見渡すと、この風景は12月か?と思うほどです。最終地点の「紅葉滝」はまだ水が流れていました。場所によっては滝の飛沫が凍りつき、さらにつららが重なり合って幻想的な光景です。自然が作り出した芸術品です。層雲峡では1月22日(土)から氷瀑まつりが開催されます。3月27日までのロングランまつりです。こちらも幻想的な氷の芸術品がお楽しみいただけます。

写真:紅葉谷(紅葉滝) 1/20

ツグミ

野鳥紹介「ツグミ」です。[ヒヨドリ]よりやや小さめの冬鳥です。主に山林に住んでいますが、冬は平地に来てナナカマドなどを食べます。全体的に茶色で、胸からお腹にかけては白と黒のまだら模様です。「クイクイ」とか「キイキイ」と二声ずつ、時には「キュルル」とも鳴きます。この日は、20羽前後の集団でナナカマドの実を食べていました。

写真:ツグミ 上川町 1/17

荒れた天気です

やはり降りました・・・。先日、雪が少ないと書き込みましたが、ここ数日、日本海側を中心に大雪に見舞われています。ここ層雲峡でもかなりの量となりました。風が大変強かったため、吹き溜まりが多くありましたが、やはり降るときは降るんですね・・・。各地でも雪の被害が大変ですが、気象庁データの層雲峡の最深積雪では昨年比ー6cmとほぼ同様となりました。今週は少し晴れ間も見える予報です。落雪には十分に注意です。 

写真:センター看板上の積雪 1/18