シメ

野鳥紹介「シメ」です。夏鳥で主に広葉樹林で繁殖しています。秋から冬にかけては、冬鳥として大半はシベリア方面からやってくると言われており、越冬するものもあります。この鳥の特徴点は、全体的にずんぐりとしており、くちばしが太くて短く、高い木に止まっている姿は何ともふてぶてしささえ感じます。鳴き声は「ピチッ」「チチッ」とつまったような声を出します。大きさは、スズメよりも大きい程度です。「シメ」は主にカエデの種子などを好んで食べますが、なんとも強力そうなくちばしは30kgもの力を出します。

写真:シメ 上川町 1/10

林の中の狩人

林の中を散策していると、スズメやシメ(後日ご紹介します)の群集がなにやら騒がしげに飛び回っていました。殺気を感じたその瞬間、素早い動きで直線的に「スーッ」と目の前を横切る鳥・・・。「ハイタカ」でした。小鳥の群集めがけ狩の真っ最中でした。何とかこのときは小鳥達は身をかわし、攻撃から逃れていましが、幾度となく「ハイタカ」は鋭い目つきで追い掛け回していました。ハトぐらいの大きさで、山林で繁殖しますが冬にかけては平地におりてきます。「キイキイ」ととても甲高い鳴き声です。

写真:ハイタカ 上川町 1/10

コガラ

野鳥紹介「コガラ」です。留鳥ですが、夏は林の中にいてあまり姿をみかけません。冬になると低地に降りてきます。全国に分布している鳥で、スズメより若干小さめです。鳴き声は「ツツ」「チチ」「ジャージャー」「ジィージィー」と甘えん坊のような声で、中々人気のある鳥です。喉元と頭から後頭部にかけても黒く、「ベレー帽」を被っているような模様が特徴です。

写真:コガラ 上川町 1/1

シジュウカラ2

シジュウカラの「黒いネクタイ」のアップをご覧下さい。

写真:シジュウカラ 上川町 1/1

シジュウカラ

今回の野鳥紹介は「シジュウカラ」です。留鳥で一年を通して見ることができます。スズメくらいの大きさで、特徴点は喉元からお腹にかけて「黒いネクタイ」と呼ばれている筋があることです。雄の方が「ネクタイ」が太く、なわばり争いでは「ネクタイ」を見せつけ合うこともします。

写真:シジュウカラ 上川町 1/1