寒い朝でした

本日は、上川や層雲峡一帯で霜が降りました。センター前の温度計で早朝-7℃、最低気温の更新となりました。早朝散策で川沿いを歩きましたが、カメラのシャッターが押せないほど、手が「かじかんで」いました。日の出を待っていましたが、久しぶりに長く感じた朝でした。

写真:ニセイカウシュッペと朝日 11/1

第15回大雪山国立公園フォーラム

「第15回大雪山国立公園フォーラムin上川町」が開催されます。日時は12月17日(土)~18日(日)の2日間で、詳細の内容につきましては、このホームページの上段に案内要綱を掲載しています。尚、2日目には初冬の「紅葉谷」をスノーシューで歩く企画などもあります。どうぞご参加ください。

中にはクルミの殻が パート2

ヒグマの「糞」の中味を調べてみました。容器に空けて、不純物を取り除いてみると・・・何と想像以上のクルミの殻が混じっていました。推測するに、相当数のクルミを食べたのではないでしょうか?木の実もありましたが、やはり栄養価の高い「ドングリ」は一つもありませんでした・・・。

写真:ヒグマの糞(乾燥後)) 11/10

中にはクルミの殻が

最近になってから、北海道の札幌近郊では「ヒグマ」の出没が相次いでいます。勿論、ここ大雪・層雲峡でも普通に生息していますが、連日の札幌近郊での出没に我々も驚いています。個体数が増加しているのか、若しくは餌となる木の実などの不足が原因で山から下りてくるのか・・・?今年の層雲峡近辺の山麓でも、確かにドングリなどの木の実の生りが大変に悪いです。写真はヒグマの「糞」ですが、中には「クルミ」の殻がたくさん混じっていました。そして、その周りには採食したクルミの殻が散乱していました。(食べている時の音を想像してしまいました)糞は時間とともに変色していきますが、黒ずんだものは数時間から数日経過、排泄して間もないものは、食した物の色が「あせない」ままになっているため、周辺にいる可能性もあります。糞の状態だけをみても色々とわかることもあります。いずれにしても、遭わないことが一番なのですが・・・。当然、ヒグマも「クルミ」は食べますが、ここまで「食い散らかした」殻を見るのは初めてでした。この周辺は「エゾリス」のクルミの餌場でもあったのですが・・・。

写真:ヒグマの糞 11/9

ブルッ

久しぶりの更新となりました。言い訳ではないのですが・・・さぼっていたわけでもなく、病気なわけでもありません。たくさんの方から「更新がないのですけど・・・」と、大変うれしいお言葉をいただきました。また頑張って、皆様が自然に対して興味が持てるような題材を提供していきたいと思っております。さてさて、昨日からここ層雲峡では雪模様となりました。8日は最高気温が1℃までしか上がらず、まだ体が対応しきれていません。道路は全て融けていますが、日陰では「ツルツル」のところもありました。久しぶりに帰りの下り道で「コサックダンス」を踊ってしまいました。皆さんもくれぐれも気を付けて下さい。

写真:センター前の草地が一面雪に覆われました 11/9