ゴジュウカラ

巣穴から出たり入ったり・・・。繁殖期にはまだまだ早いですが、選定作業でもしているのでしょうか?ゴジュウカラの巣穴は、自然にできた「木のうろ」や「キツツキの古い巣穴」に入り込んだりして自分のものにしてしまいます。大きさが合わない場合は、泥などでまわりを塗り固め、狭くして使用します。(敵に侵入されるのを防ぎます)長く頑丈なくちばしを「こて」のようにして使う、野鳥界の「左官屋」さんです。

写真:ゴジュウカラ 3/11

黒岳七合目から

快晴ということもあり、九十九沢源流部までスノーシュー散策をしました。層雲峡温泉街の生活を支える水源地として知られる「九十九沢」。取水地は層雲峡散策名所「紅葉谷」散策路手前の「九十九橋」にあり、その源は黒岳七合目付近に発します。七合目リフト降場から黒岳山頂に向かって左側、赤石川方面に約300mほど登って行くと、ダケカンバとナナカマドが主体となる「ダケカンバ帯」。間もまく、全体的に浅く窪んだ沢筋が見え、九十九沢源流部にあたります。ここからの「黒岳」の雄姿は、なかなか見ごたえがあり、眼前に迫ってくる迫力のある風景です。例年に比べ、黒岳では積雪量は少ないものの、やはり風が強い地域ということもあり、場所によっては腰の高さまでの深雪のところもありました。*積雪期(悪天時)は標識等がないため地図などの装備が必要です。

写真:九十九沢源流部付近から黒岳 3/10

黒岳五合目から

早朝から冷え込みましたが(センター前温度計-18℃)、久しぶりに連日快晴の黒岳です。写真上の中央が黒岳、写真下はニセイカウシュッペです。この展望台からは「表大雪」「北大雪」の大パノラマが拡がります。

写真:黒岳五合目展望台 3/10

霧氷

息を吹きかけると、あっという間に崩れ落ちました。冷却された細かい水滴が付着し、すぐに凍ってできた「白色氷」・・・。実に神秘的な「着氷現象」です。いくつかの条件が重ならなければ出来上がりません。

写真:霧氷 上川町 3/10

冠雪

石狩川のど真ん中からです。ここ数日気温が上がってきていますが、今年は雪が多い影響で川の中もまだまだ雪だらけです。しかし、暖かいせいか岩の上に降り積もった雪も「お餅」のように「ぐったり」と見えます。まるで岩に載った「帽子」のようです。でも、この写真も撮影できるのは今だけ・・・。そろそろ雪が解けだし、急流となっていきます。

写真:石狩川:岩の上の雪帽子 3/9