稀に見られます

写真は「メジロ」。北海道でも、場所によっては普通に観察できますが、ここ道北地域では稀に見られる程度なのです。眼の周りのアイリングは白くて特によく目立ち、我々の地域では、この鳥を見つけると気分が高揚する程です。上川町で撮影したものですが、何と昨年は層雲峡でも観察することができました。今年は、見慣れない野鳥がたくさんやってきたり、数は少ないですが毎年見られる野鳥も大群となってやってきたり・・・。様々な事情で、珍しい現象ではないようですが、特に今年は強く感じています。鳥たちにも何か変化が起きているのでしょうか?愛鳥週間も過ぎてしまいましたが(野鳥の記事を多めにアップしていましたが、もう少しお付き合い下さい。)、鳥たちが毎年やってきてくれる環境も大事にしていかなければなりません。

写真:メジロ 5/21

春の風物詩

野鳥やお花、植物達も続々と顔を出してきていますが、朝晩はまだまだ「寒い」日が続いています。早朝センター前の最低気温は+2℃、今月に入って本日も含めると、まだ5回目のプラス気温です。ということは、他の日の最低気温は全てマイナスなのです・・・。桜もまだ気配がないです・・・。桜の花びらの色の具合で、今年の寒さの頻度がわかるとか・・・。(濃い色が良いそうです)そんな中「つくし」がたくさん出ていました。殆ど胞子を散布した後のものでしたが、地面からはまだたくさんのつくしが出てきていました。つくしは成長後に、その形状とまったく違う外見の栄養茎を伸ばします。(詳細は別の機会にでも・・・)しかし、今朝も中々の寒さでしたが、つくしを見ても春を感じないくらいです・・・。

写真:つくし 5/21

大雪山麓から

大雪山麓から大雪山連峰(一部)です。撮影場所、天候等が違うため一概に比較できませんが・・・。写真上段は本日撮影したもの(撮影場所:上川町エスポワールの鐘展望台付近)、下段は昨年5月20日に撮影したものです(撮影場所:上川町大雪高原旭ヶ丘)。どうでしょう・・・?昨年に近付きつつありますが、やはりまだ今年の方が残雪が多いことがわかります。来月早々には山に入る予定をしていますが、黒岳の斜面はまだ全面雪・・・。どこまで行くか、残雪と相談になりそうです。

写真:大雪山連峰一部 5/18

エゾムラサキツツジ開花

大雪山麓上川町で「エゾムラサキツツジ」が開花しました。昨年の開花は4月30日、半月以上も遅れての開花となりました。尚、コブシも咲きましたが、こちらも半月以上遅れています。どこかで帳尻が合うのでしょうか・・・?

写真:エゾムラサキツツジ 5/18

ほとんど観察の機会がありません

写真は「コクマルガラス」という、全長約30cmの最小種のカラスです。迷鳥もしくは稀な旅鳥とされ、生息状況は農耕地などとなっています。。道内での観察例もわずかですが、何故こんな内陸部までやってきたのでしょうか?5月号のセンターだよりの表紙としましたので、詳細は5月下旬発行のものをご覧いただければと思います。

写真:コクマルガラス(雌雄同色) 5/14