三笠新道から白雲小屋

 町道高原温泉線はすでに開通しておりますが、ヒグマ情報センターおよび沼巡り登山コースは17日オープン予定です。コース上にマーカーは付けられていないので、三笠新道を利用する場合はそのつもりで入山願います。

 

 いつもの年であれば、高原ピークから尾根への取付きまでのいわゆる水平部は、雪原上をショートカットして行けるのですが、今季はすでにブッシュが出ており、夏道伝いに三笠新道分岐まで歩き、そこから雪上を尾根の取付きまで歩くことになります。尾根を乗っ越す箇所で若干の藪漕ぎを強いられるかも知れません。取付きからは尾根の北側の急な雪渓の直登になり、高根ケ原を目指します。最上部はスキーの上級者コースくらいの斜度がありますので、アイゼンやピッケルなどの滑り止めを携行してください。

 

 高根ケ原分岐から白雲小屋を目指すばあいは、小屋直下の雪原にマーカーがまだ設置されていないので、GPSなどでルートを確認しながら歩くことになります。小屋のテント場はすでに露出しており、テント設営が可能です。水は、水場下流の雪渓の末端で汲むことができます。

 なお、22日からは管理人が常駐予定です。

 

写真 三笠新道上部 白雲小屋テント場 2024/06/12