沼の原

今シーズン最後の五色岳へ。昨日と同じ層雲峡では薄日もさし登山口でも空が明るくなりそうな雰囲気なのに山の上は結局ガス/霧雨の一日、雨じゃないだけイイかな。山頂付近で忠別岳方面が見えるなど一瞬晴れそうな気配もあったけれど、ハイマツ帯~沼の原の標高辺りはきっと一日ガスも濃く霧雨だったみたい。
トムラウシ山も見えず、下山時五色が原で山頂付近のみ意地悪みたいに見え隠れする。いやイジワルなのではなく来年もおいでと言ってくれているのだと思おう。
ハイマツ帯から上、五色が原も草紅葉もほぼおしまいと言う感じ。チングルマの茶色の葉と葉も落ちたマルバシモツケやミネヤナギの枝の茶・灰色と笹の黄緑・ハイマツの緑色。下の沢筋の雪の遅くまで残っている場所では何ヶ所か秋めいた草紅葉を感じられる所もあるけれど、ナナカマド・ダケカンバの葉はほとんどすっかり落ちていました。あ~秋も終わりだなぁと言う印象。
笹の水滴でびしょぬれなので一日カッパを着たまま、道はドロドロぬかるみに足をとられ歩きにくい。ガスガスの沼の原をぼんやり歩くと、古い木道が今年だいぶ朽ちていて、つまづいたりちょっと危ないので気をつけましょう。大沼:地面かなり湿ってますがスペースは十分幕営可。