赤岳・第二花園

そろそろ花はピークを過ぎ、夏でもなく秋でもないちょっと中途半端な時期になってきたなぁ~と思いながら歩く。これ!と言った花畑はないのだけれど、比較的遅くまで雪の残っている第一花園の周辺では遠くにアオノツガザクラの群落があったり、チングルマが咲いていたりもする。今年は遅くまで雪渓が残りそうかな?と思っていた第二花園では雨の影響か、みるみる雪がとけていて登山道には5m位しか残っていなかった(固い雪渓なので下り転倒注意)。
その雪渓を登ったあたりにアオノツガザクラの群落。それほど密ではないけれど思ったより花数があり、まだ咲き始めで斜面に広がる。あまり蕾を見つけられなかったので、いつかのようにまたパラパラ程度かなぁと期待していなかったので良い意味で裏切られた。頭で想像している風にはならないものだとまたまた反省。
大群落はもうほとんど無い時期だけれど、第一花園周辺でも第三雪渓下でも第四雪渓横でも、今日一番印象に残ったのが小さなひまわりのようなエゾウサギギク(黄)。ミヤマアキノキリンソウ(黄)タカネトウウチソウ(白)ミヤマサワアザミ(紫)と混ざり合って咲いているのはなかなかいい風景です。エゾウサギギクだけの黄色い小群落の所々あり。
コマクサ平ではまだコマクサのキレイな花もあり、ぱらぱらといろんな花が咲いていると言う印象の赤岳です。