黒岳

もしかしたら下界は一日良いお天気だったのかもしれないけれど、山の上は昨日ほどは濡れないけれど湿ったガスの上、強風。黒岳の登りは青空も見えていたけれど、山頂過ぎて北鎮岳の白鳥の雪渓がどんな風になっているかさえ見ることは出来ませんでした。
黒岳では高貴な紫色と言う感じのダイセツトリカブト・ミヤマアキノキリンソウ(黄)・ハイオトギリ(黄)・ヤマハハコ(白)・ナガバキタアザミ(紫)・エゾニュウ(白)・オニシモツケ(白)などが目立つかな。
雲ノ平ではチングルマの綿毛群落とミヤマアキノキリンソウ・ミヤマリンドウ・イワギキョウ(雲ノ平では少なめ)などが咲き、下り坂・残り花の雰囲気なのがヨツバシオガマ・チシマツガザクラ・イワブクロなど。
お鉢平展望台下の雪渓が遅くまであった所ではハクサンボウフウ・エゾコザクラの広がりも。
展望台から上はガスガス。懸念の北鎮分岐下の雪渓は登山道上にほんの少しかかって合間合間に石や地面が出ています。雪の渕が解けて凍ってツルツルですのでうっかり踏んで滑らないよう要注意。もう2・3日で道からは消えそうかな。
写真:もうすっかり秋の花に彩られている黒岳にて。マネキ岩とチシマアザミ