6月も後半になり五色岳方面の問い合わせも徐々に多くなってきた今日この頃。
沼ノ原湿原までは途中2、3mの小さな雪渓が何箇所かに残る程度ですが、登山道の侵食が年々すすみ地盤が脆くなっています。雪解け後の湿原はチングルマやヒメシャクナゲが開花。キャンプ指定地の大沼は現在満水の為、幕営不可です。湿原の先、五色の水場の急登を越えると、そこからは広大な雪渓の連続。やがてトムラウシ山が左手に見え始めハイマツ帯に入っていくと、雪渓は迷路のようにハイマツと低木類の袖に区切られて、登山道の入り口が見つけにくい事この上なし。ようやく五色岳の頭が見える所まで行くと木道の端が見え隠れしつつも、やはり山頂直下まではほぼ雪に覆われ。
例年6月中は、視界が悪い日はもちろん、晴れていても迷いやすい(迷う)五色への道。足の裏に伝わってくるドゴンドゴンと流れる沢の音は、雪渓の下に潜む五色ヶ原の心臓の鼓動のようで、いま当分は春まち。
写真:五色ヶ原中腹部(6/19)
沼ノ原湿原までは途中2、3mの小さな雪渓が何箇所かに残る程度ですが、登山道の侵食が年々すすみ地盤が脆くなっています。雪解け後の湿原はチングルマやヒメシャクナゲが開花。キャンプ指定地の大沼は現在満水の為、幕営不可です。湿原の先、五色の水場の急登を越えると、そこからは広大な雪渓の連続。やがてトムラウシ山が左手に見え始めハイマツ帯に入っていくと、雪渓は迷路のようにハイマツと低木類の袖に区切られて、登山道の入り口が見つけにくい事この上なし。ようやく五色岳の頭が見える所まで行くと木道の端が見え隠れしつつも、やはり山頂直下まではほぼ雪に覆われ。
例年6月中は、視界が悪い日はもちろん、晴れていても迷いやすい(迷う)五色への道。足の裏に伝わってくるドゴンドゴンと流れる沢の音は、雪渓の下に潜む五色ヶ原の心臓の鼓動のようで、いま当分は春まち。
写真:五色ヶ原中腹部(6/19)