ハチジョウツグミとベニヒワ

今年は「ベニヒワ」の当たり年でしょうか・・・。
まったく渡来しない年もありますが、今年は随分と群集で見かけます。

昨日も散策中に「チュイ~ン」とベニヒワの鳴声が。声のするほうに目をやると、何やらホオジロのような野鳥と一緒に採食中・・・。

よく見ると、ホオジロよりははるかに大きさが・・・。そっと近くに寄った際に、わずかな鳴声がしましたが、「ツグミ」に似た声・・・。

さらに近寄ってみると、日本ではごく僅かに渡来する「ハチジョウツグミ」でした。

普通の「ツグミ」は胸に黒い帯がありますが、ハチジョウツグミは赤褐色、写真はやや赤みにかけていますが、個体変異が大きくツグミとの中間的な個体もいて、「六畳ツグミ」とか「四畳半ツグミ」などと揶揄されています。(名前の由来は八丈島でみつかったことからのようですが、日本での最初の記録は函館とも言われています・・・)

とその時、ベニヒワが「取っ組み合い」のけんか。
と思いきや「交尾」がはじまりました。

一瞬の出来事でしたが、野鳥には春がきたようです。

写真:ハチジョウツグミ ベニヒワ 3/17