チャレンジャーなエゾシカ

国道を走行中、雪山から1頭の立派な角を持った「エゾシカ」が駆け下りてきました。何と、道路のど真ん中で立ち止まっています。見ての通り、ここはトンネルの出入り口・・・。「俺の角は立派だぞっ」といわんばかりに、まったく動く気配がありません。しかもこのトンネル、カーブになっていて、反対側から走行してくるとシカの存在に気付くのがかなり遅れてしまい、事故になりかねません。あまりにも動かないため、こちらも車を止めて大声を出したり、クラクションを鳴らしたりと、やや威嚇行動をとりましたがまったくだめ・・・。しばらくすると車が来てしまい、案の定、ドライバーさんはブレーキをかけましたが、いかんせん「ツルツル路面」、何とか半回転をしたところで車は止まり、シカも雪山へと戻っていきました。対向車があれば事故となっていたでしょう・・・。何とも「困ったエゾシカ」でした。皆さんも気をつけてくださいね。低速で走行しても「突っ込んで」きます。

写真:国道の真ん中にエゾシカが・・・1/18

寒い日が続きます

1月に入ってからも寒い日が続いています。今年は雪も多く、スノーシューでの散策も中々大変です。本日は、ようやく快晴とはいきませんでしたが、北大雪・ニセイカウシュッペが綺麗に見えました。しかも、写真ではわかりづらいですが、樹氷となっていました。表大雪はガスの中でしたが、久しぶりに拝めた山々でした。

写真:ニセイカウシュッペと石狩川 1/18

やってきました

連日悪天の層雲峡、気温も-25℃以下が続き、しかも雪や風が荒れ狂ったように吹きつけています。本日も早朝から風が強く吹いていましたが、ようやく少し落ち着いたようです。このような悪天では、中々散策とはいきませんが、本日センター付近の上空を「オオワシ」が飛来していました。1月から「オジロワシ」も含めて、その姿は遠目ですが数回目撃していました。ようやくカメラに収まりましたが、今年は飛来する数が少ないようです。しかし、ようやくやってきてくれました。何か一安心といったところです。

写真:オオワシ 1/12

エゾシカの角がぁ~

本日もまたまた極寒の層雲峡です。早朝センター前の温度計で-26℃でした・・・。昨日は冷蔵庫の表現を使いましたが、本日は冷凍庫並みです。(冷凍庫より寒い・・・)意を決して(それぐらい寒いのです)、またまた川沿いを散策です。写真の通り、石狩川は部分的に冠雪の状態にありました。エゾシカも水を補給するには容易な状況です。が・・・。水を飲むために川に口をつけたのでしょう、そのはずみで「エゾシカの角」まで水に浸かったようです。何と、角の一部が凍っています。なにか、どんどん大きくなっているような・・・。はやく「角研ぎ」をしないと大変なことになりそうです。

写真:冠雪の石狩川と凍ったエゾシカの角 1/9

ブルッ

本日も冷蔵庫の中にいるような極寒の層雲峡です。(冷蔵庫の方が暖かいかも・・・)早朝センター前の温度計は-19℃をさしていました。しかし、久しぶりの晴天。本日は石狩川沿いをスノーシューで歩いてみました。いきなり「ビッビッ」、この寒さでは遭いたくないのですが、写真の「カワガラス」が寒中水泳?をしていました。今年は雪が多い年となっていますが、石狩川も場所によっては雪に覆われている所もあります。慎重な歩行が求められますが、さらに活動視野が拡がります。雪が多い影響で、中央の写真は石の上に雪が被さり、さながら「雪帽子」といったところです。まだ水の流れが見える場所では、石の上に溜まった雪が、水の流れで凍りついたり解けたりを繰り返して氷の造形が出来上がっていました。また、水を求めてエゾシカの足跡をはじめ、エゾクロテン、イイズナ、エゾリス、エゾオコジョ、キタキツネなどの動物の痕跡も多数見ることができました。スノーシュー楽しいですよ。オススメです。

写真:カワガラス、雪帽子、氷の造形 1/8