オオルリに続いて

ここ層雲峡では、早朝から雨・・・。しかし、野鳥達は元気に飛びまわっています。本日は、オオルリに続いて「コルリ」もやってきました。やはり、森の中では青や赤、黄などの色の濃い野鳥に出会うと、気持ちが高ぶります。

写真:コルリ雄 5/15

落角か?

林の中を散策中、エゾシカ雄の立派な角が落ちていました。エゾシカの角は、5才ほどでしっかりとした角を持ちますが、毎年春先には角が落ち、また新しい角が生えてきます。生え始めた角は、秋頃に成長を終えますが、抜け落ちるのは成長の過程でホルモン量の変化が関係しているようです。いずれにしても、3ヶ月ほどで完全な状態になりますが、なんと1ヶ月~2ヶ月の間に50cm以上も伸びるようです。さて、写真の角ははたして落角でしょうか?近くには、エゾシカと思われる毛が散乱しており、一部鹿骨もありましたので、雪の影響や転落等で息絶えたものなのかもしれません・・・。

写真:エゾシカ角 5/15

見頃に近づいてきました

花数もどんどんと増えてきました。が、今年の雪解けの遅さから、写真のミズバショウも含めて満開の状態にはいまだなっていません・・・。ここ層雲峡から旭川方面に向って、約10分程行くと「水芭蕉園」がありますが、全体的には咲いてはきているものの周りはまだまだたくさんの雪・・・。今でも十分観賞できますが、もう一息といったところでしょうか・・・。そして、桜・・・。気配すら感じません・・・。現在も+10℃の気温ですが、雨が降っていることもあり、吐く息は真っ白で寒いです・・・。

写真:ミズバショウと開花前のエゾノリュウキンカ 5/14

いつみても美しいです

オオルリもやってきました。相変わらず綺麗な野鳥です。鳴き声もよく通る美しい声です。お馴染みの「ウグイス」「コマドリ」とあわせて、日本三大鳴鳥と言われるくらいです。主に沢沿いの森林に生息していますが、この日は普通に近くの公園にいました。繁殖が終わると見る機会が減ってしまいます・・・。

写真:オオルリ雄 5/14

今年もやってきました

昨年の確認は5/30、一昨年は5/15、そして今年は5/10、年によってバラツキはありますが、やってきてくれました。あの独特な「キーッ キーッ」という鳴き声。この声を聞くと、何か安心してしまうのと、やはり春を強く感じさせてくれます。まだ「つがい」の形成の気配はなさそうでしたが、はやくよい伴侶を見つけて、繁殖してもらいたいです。

写真:チゴハヤブサ 5/10