コマクサ平より

第一花園では思ったより花も咲いていて、パラパラと全体にアザミ・ミヤマアキノキリンソウ・ウメバチソウ・ナガバキタアザミ・タカネトウウチソウ・ウサギギク・ハクサンボウフウ・ハイオトギリ(残花)など黄・白・紫が広がる。第二花園ではチングルマ(花・綿毛)・エゾコザクラ・ミヤマキンバイ・ミヤマリンドウ・アオノツガザクラ(群落やや↓)・ハクサンボウフウなど、遅い春の名残りあり。
でもコマクサ平では花はほぼ終わり。あまり冷え込んでいないせいでしょうか?ウラシマツツジの紅葉が長持ちしているように感じる。全体に赤い色の強いコマクサ平から遠く眺める第三雪渓は「うわっ~!」と思うほどの紅葉。ではありませんか?
写真:コマクサ平より第三雪渓(9月13日)

お鉢平展望台

お鉢の中も色づいていました。

緑岳・ガレ場

稜線の草紅葉も渋い色合いが濃くなりのんびりと歩きたいところですが、それなりに風も強く、もう少し気温が低かったらしっかりとした防寒も必要。緑岳側はまだそれほど色づいてはいないだろうと思っていたのですが、ガレ場のタスキの紅葉を忘れていました。
写真:9月10日。しっかり橙色に色づいていました。ただ遠く眺める高原温泉沼めぐりのコースの紅葉はまだまだまだ。と言う感じ。最近この時期にしては気温の高めの日が続いています。そのわりに山の上は色づいてきているのですが、沼コースはあまり色づきが進んでいないのかもしれません。

分岐

稜線から白雲小屋への分岐(9月10日)です。
この日稜線にどこをどう歩いたのか???白雲岳分岐から小泉岳分岐も通らず、小屋も通らず全く登山道とは関係ない場所を歩いている3名の人影を発見。見通しのきく中で間違ったとも思えない。近道をしようとでも思ったのでしょうか?一人はかなりバテていた様子。自分の体力に見合った計画で登山道を歩いて下さい。
ちなみに三笠新道は通行止です。クマ出没中のため高根ガ原から高原温泉には下山できませんのでご注意下さい。

銀泉台

銀泉台の紅葉もわりと広がってきたましたが、まだこんな感じ。うっすらとした橙色がようやく付いたと思った4日前と比べ、赤紫色がかる葉もあり、色づき部分も増えてきました。それでもまだ全体に黄緑色で、割合で言うならやっぱり一割もいかないかも?
第二花園の雪渓は登山道からほぼ後退し、雪の塊がわずかに道にかかる程度。まだ春の花もあり、アオノツガザクラ群落の後方にナナカマドの紅葉あり、不思議な景色。
写真:銀泉台(9月10日)