トラツグミ

“夏鳥で、主に地上を歩きながら昆虫などを食べています。平地から低山のよく茂った森林で繁殖するため、あまり姿は見かけません。ハトくらいの大きさで、トラのような模様があるためこの名がつきました。鳴き声は皆さん一度は聞いたことがありませんか?「ヒ-ン、ヒョ-」と、か細く口笛のような高い声です。フクロウ類などと並ぶ””夜鳴く鳥””の代表種で、繁殖初期には夜通し声が聞こえます。なかなか不気味な鳴き声です。

写真:トラツグミ 上川町 5/4″

ルリビタキ

夏鳥で、スズメと同じくらいの大きさです。鳴き声は「ヒヒョロリ ヒーヒョロロロリッ」と早口で、少女の笑い声と言う人もいるようです。写真は雄ですが、綺麗なルリ色になるまでは約2年かかるそうです。警戒心が弱く、とても愛くるしい野鳥です。

写真:ルリビタキ 上川町 5/2

ニュウナイスズメ

夏鳥で、スズメよりやや小さめです。あまり注意をして見たことがないかもしれませんが、数はスズメよりもはるかに少ないです。見分けは、スズメのほおには黒い模様がありますが、ニュウナイにはありません。その他のスズメでは、迷鳥として「イエスズメ」というスズメよりもやや大きく、全体的に黒っぽいスズメの記録が北海道ではあります。

写真:ニュウナイスズメ 上川町 4/30

ホーホケキョ

夏鳥で、平地から森林まで幅広く生息しています。スズメと同じくらいの大きさで、タイトルにあるように鳴き声はお馴染みです。警戒すると、俗に「谷渡り」と呼ばれる「ケキョケキョケキョ」とけたたましい声をだします。笹のある場所で繁殖し、低い木の茂みで生活しています。ということで、鳴き声はよく耳にしますがその姿はあまり見かけません。

写真:ウグイス 上川町 4/30

季節外れの・・・

昨日午後からにかけて、層雲峡近辺では雪となりました。季節外れと言いたいところですが、ここ大雪山麓ではめずらしいことではありません。まだまだ油断が出来ないです。一時は視界がきかないほどの吹雪状態。周りの木々や道路も真っ白となりました。この雪の影響で、峠は只今の状態で夏タイヤでの走行は不可となっています。明日から気温が上がってくる予報となっていますので、近辺の雪は融けだすと思われます。一瞬の時間で吹雪きとなったため、写真の「キジバト」もあっという間に真っ白になりました。

写真:吹雪の中エサを探すキジバト 上川町 5/3